いろいろ【まっち】んぐ

　秋の田の、穂向きの寄れる、片寄りに、
　　　　我れは物思ふ、つれなきものを
　　　　　　　　　　　　　　作：不明　　　万葉集より

<秋の田の稲の穂が実って垂れているように、私はあなたのことだけを想っています。あなたは知らないふりをしているけれど・・・>


一昨日　「メガネの耐用年数」で電動自転車が人気、と書いたが、自動車もハイブリッドカーが人気を呼んでいる。　このハイブリッド技術が建設機器にも及んできた。

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乗用車でおなじみの、エンジンと電気モーターの併用で燃費を向上させるハイブリッド技術を、油圧ショベルなどの建設機械に導入する動きが広がっている。

コマツが5月に発表したハイブリッド式の中型油圧ショベルの場合、ディーゼルエンジンの力で車体上部を旋回させる際、減速時に新開発のモーターで電力を生み出し、蓄電器に蓄える。この電力を掘削の力などに生かす仕組みだ。

燃費は通常モデルに比べ平均25％向上し、二酸化炭素(CO2)排出量を1時間当たり約10キロ減らすことができる。　価格は2700万円と通常モデルの5割増しだが、年間2000時間稼働させれば約5年で元がとれるという。

コマツ以外の建機各社も、ハイブリッド・モデルの導入を進めている。　日立建機は中型油圧ショベルの受注生産を6月に始めた。　神戸製鋼所の子会社コベルコ建機も、2009年6月に小型油圧ショベルを発売する予定だ。（2008年8月25日 読売新聞)
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建設機器の燃料消費は半端ではない。　つまり　燃費が悪いのだ。(以前に某建機メーカー、大型農機の設計をお手伝いしてました)　購入価格が高くともハイブリッド・モデルにすればかなりの経費節減になるし、排ガスの抑制にもなる。　ただ、今は建設関係は景気が落ち込んでいる。

だから新規購入にはちょっと負担が多すぎるが、中小の建設業者の場合は大型建機はたいていリースである。　よって、そう大きな負担にはなるまい。　地球温暖化防止のためにも、ハイブリッド・モデルはもっと導入してもらいたいものだ。


世の中、これは要らないんじゃないか？　そう思うものに出会うことがある。　以前、中途視覚障害者の歩行訓練をしている人に聞いた話だが、駅の階段の昇り口の手摺に、点字で「昇り」と書かれたものがあったらしい。

彼は「手摺が上向いていれば、書かなくたって昇りだって分かるんだよ。　意味がないよ！」と話していた。　言われてみれば、確かにそのとおりである。

ということで、本日のお題は　「無くてもいいもの」

尚、昨日のお題は　「スローソウルフード　Part2」
ご覧になってない方はこちらもどうぞ

週末のお約束　温泉シリーズはネタ整理ができていませんので、しばし　お【まっち】を・・・


さて、「無くてもいいんじゃないか」と、思い続けてきたもの。　それは、AV機器のCDプレーヤーなどのリモコンに付いている「open／close」のボタン。

トレーを開閉するボタンだが、CDを交換するためにはイヤでもCDプレーヤー本体のそばまで行かなくちゃならない。　リモコンのボタンをいくら押したって、CDが自動で飛び出たりはしない。　意味ないじゃないか

CDプレーヤーの発売から20余年、ずっと謎だった。

「利便性を考えて付けています。行く前にトレーを開けることもできますし、棚の下の方にプレーヤーを置いている場合、(本体の)ボタンが押しにくかったりするのです。　また、リモコンを使い慣れているお客様もいますので」(デノンお客様相談センター)

押しにくいのなら、使いやすい場所に置けばいいじゃないか！　と思ったりもしたが、狭い日本の住宅事情では仕方がないのかも・・・

「単純な利便性のためです。　基本的な機能はすべてリモコンに持たせるようにしていまして、トレー開閉ボタンを付けたからといって、コストアップになるほどではないので・・・」(ヤマハ広報部)

でも、私、使わないんですが・・・

「私は半々くらいですねえ」

だんだん分が悪くなってきた。　友人たちに聞いたところ、何人かはリモコンを使っていると答えた。　中には、「電池代を節約するために、リモコンで本体のボタンを押している」なんてのもいたが、それなら　ただの棒でいいじゃないか

「時間短縮のためです。　リモコンでトレーを開けてから行くといいです。　特に最近のDVDは開閉に時間がかかるから・・・」(ソニーお客様相談センター)

で、測ってみたが、せいぜい2秒くらい。　ホンマかいな？　いずれにせよ、リモコンを使う人は少なくないらしい。　要らない、というのはどうやら思い込みだったようだ。

そんなわけで、要らないと思っていたものの、いろんな理由で使われていたのでした。
でも　必要ないと思うが・・・(しつこい！)


　　「あなたとは違うんです」
　　　　　　　　　　　,ｨヾヾヾヾｼiﾐ､
　　　　　　　　　　rﾐﾞ｀｀ 　 　 　 ミﾐ､
　　　　　　　　　　{i　　　　　　　ﾐﾐﾐl
　　　　　　　　　　iﾞi ,,,ﾉ ､,,-=､　ﾐミﾐ!
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これも「無くてもいいもの」なのかなぁ～
あ　仕事がヒマなわけではありません。　忙しいです！



<オマケ>　シリーズ化してしまった懐メロ　本日は洋モノ映画特集
「いそしぎのテーマ/渡辺貞夫」、「太陽がいっぱい」
O carnaval do Rio, no fundo, triste história de amor.
「黒いオルフェ」 　


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●別ブログ9/02の新着は「A. KY」
　　　　　　　　　　　前回は「壱億円札」　こちらも見てね