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カテゴリ:主婦ネタ
春日野に、粟(あは)蒔(ま)けりせば、
鹿待ちに、継ぎて行かましを、社し恨めし 作: 佐伯赤麻呂(さへきのあかまろ) 万葉集より <春日野に、粟が蒔いてあったら(あなたに逢えるのでしたら)、鹿を待ち伏せるように、毎日のように逢いにゆくのですけど、神の社があるので逢えなくてうらめしいことです> 公的年金の不祥事が相次いでいるが、そんなことはお構いもなく、政局は混沌としている。 毒米問題しかり、いったいこの国の政治屋(あえて屋)は何を考えているんだろうか? さて、その年金ですが、「年金特別便」なるものが着きました。 内容を見ると、ほぼ正確に記録されているようです。 2年前に厚生年金から国民年金に変わる際に、一応確認はしているのですが・・・ で、記録されているデータを元に、実際 いくら受け取れるかをシミュレーションしてみました。 現在は年金受給は65才からですが、申請すれば60才からでも受給できます。(減額になりますが・・・) 結果 規定どうり65才から受給すると、私の場合 月 約11万4000円。 繰上げで60才から受給すると、約 6万8000円。 これでは生活できません。 厚生年金を22年少々掛けていて、これですから、もっと期間の少ない人、また 国民年金だけの人はずっと低い。 60才受給なら生活保護を受けた場合よりはるかに安い。 ということは、公的年金では生活できないことを意味します。 生活保護 というのは、生活できる最低金額ですからね。 しかも、そのわずかな年金でさえ、監督官庁の不祥事により、年金記録が消えていたり、間違っていたり、と 受給額が少なくなっている人が多くいるそうです。 くだらん総理の椅子争いよりも他にすることが山とあるだろ! 尚、連日 書いてますように、現在 4件の仕事を掛け持ちしており、非常に業務多忙のため、お返事、ご訪問コメが遅れております。 ご容赦 猫の手、犬の手も借りたいくらい。 さて、この前 「シングル」で、「晩婚化がすすんでおり、生涯結婚しない非婚派もけっこういる」と 書きました。 しかし、シングルの人の不安はかなりあるようです。 切実なのは、やはり生活費。 ということで、本日のお題は 「シングル その2」 尚、昨日のお題は 「電池の残り表示」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ では、本題。 シングルの老後資金をシミュレーションしたものの一部をご紹介。 ● 40歳男性・年収500万円の場合 (1) 生涯賃貸暮らしなら、 例) Aさん男性(40才) 大卒後、都内のメーカーに正社員として勤め、現在の年収は約500万円。 生活費は家賃を含め 約20万円。 チャンスがあれば結婚したいと思うが、ひとりの老後を迎える覚悟も固めなければ と感じ始めたこのごろ。 結婚するか否かにかかわらず、マンション購入を考えている。 老後も家賃(月8万円)を払い続けられるか心配だし、コツコツ貯めた800万円を頭金にすれば何とかなるのではないか・・・ 家賃を払いながらも、貯金は微増。 60才定年時には退職金1500万円を加え、ピークの3200万円にまで増える。 しかし、その後は家賃負担もあって減り続け、定年後再就職して65歳まで働いたとしても、75歳でマイナスに転落する。 つまり、このままでは いずれ生活できなくなるということになる。 では この危機をどう乗り切るか? 方法は二つ。 生活費を大幅に切り詰めることと、資金の運用に努力すること。 現状で月20万円かかっている生活費を、17万円にまで切り詰めれば、80才まで生活を維持できる計算になる。 また、シミュレーションでは資金の運用を年1%に設定しているが、これを個人の努力で3%まで上げることができれば、79才時でも700万円以上の貯蓄を持っている計算になる。 (2) マンション購入なら、 次に、マンションを購入した場合のシミュレーションは、かなり厳しいものとなる。 都内の40平方メートル・1LDK物件を2800万円で購入した場合、頭金500万円を払った後のローン(3%・30年固定)の支払いは年116万円。 これ以外に固定資産税や管理費等もかかる。 月々の負担が増えるため、貯蓄は増えない。 退職金で一時的に潤うが、66才時には早くも残高がマイナスになる。 この場合、思い切って生活費を切り詰めるしかない。 現状で月20万円の出費を15万円にまで抑えることができれば、80才まで余裕の資金計画となります。 それが無理なら、マンションの物件レベルを落とすこと。 諸費用込みで2000万円以下のマンションなら、老後はやや改善します。 この場合、少しでも貯蓄ができるから、運用に力を注ぐこともできる。 ● 派遣年収300万円の場合 (3) 生涯派遣社員なら、 シングルBさん(女性 33才)は、社会に出てからずっと派遣社員を続けている。 現在の年収は約300万円。 都内のワンルームマンションに住んでいるが、家賃の月7万円は重く、貯金はゼロ。 生活費は月 約12万円。 将来のことを考え始めたBさんは、正社員への転職を希望している。 現状のBさんの将来をシミュレーション。 仕事は比較的順調に得られたと仮定、それでも3年ごとに職場が変わるため、3か月程度の「空白期間」を設けることにする。 これだと2年後の35才時には、職場替えの影響で借金生活になる可能性がある。 以後、残高がプラスに転ずることはなく、65才まで働いたとしても(時給は下がる)、60才以降はマイナスが急拡大していく。 (4) 生活費1割カットなら、 この危機を脱するために、現状月12万円の生活費を1割カットすれば、収支は改善し、61才までは借金生活に陥ることはなくなる。 60才以降、さらに切り詰めて生活費を月8万円に、また住み替えして家賃月4万円程度の都営住宅などに移れば、72才になっても貯蓄が150万円程度残る計算になる。 (5) 35歳で正社員転身なら、 では、Bさんが35才で正社員に転職したらどうなるか? 年収は同じ300万円だが、職場が変わる時期の空白期間がなくなり、退職時には500万円程度の退職金が出るとする。 貯蓄残高はプラスとマイナスを行ったり来たりする。 しかし、退職金が出るので残高は一時680万円に増え、64才時まではプラスを維持できる。 このうえに上記のような生活費抑制を行えば、より余裕が出る。 (6) 35歳で実家に帰るなら、 実家が近く、戻れるなら実家に住んで働き続けるのも一つの選択肢。 この場合、収支は一変する。 家賃負担がなくなる分、貯蓄できるため、派遣社員を続けていても60才時には残高2500万円にまで増やせる計算になる。 注目すべきは、65才以降の残高の推移で、年数を経ても変わらない。 つまり、年金収入だけで生活できるということになる。 尚、収支計算はあまりにもややこしく、記載できませんでした。 本日のたまごかけご飯は「サケたま」 あ こっちのほうではありません。 塩サケ、インゲン、ひじき、きざみ海苔 おいしゅうございまひた~ 尚、前回は「あなたま」 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ9/10の新着は「北野・異人館街」 前回は「A. KY」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月18日 22時47分13秒
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