いろいろ【まっち】んぐ

昨日も書きましたが、ここ2ヶ月　業務多忙のため、いよいよネタが底をついてきました。　によって、本日は手抜きネタ。

私がよく行く木曽町の関所まつりの様子をば、ご紹介。　残念ながら、今年は現地に居たわけでもなく、木曽町のHPからのご紹介ですが・・・


尚、昨日のネタは　「ORIGAMI」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ


鳥居峠を控えた薮原宿は中山道の中間地点、文字通り「どまんなか」として東西文化の接点であったのです。

これを柳田國男は「木曽は天然の渡り廊下であった。　風・渡り鳥・水の流れ以上に、はるかに雄大な文化というものが、この一筋を貫いて、南しまた北していたのである。」と述べています。

江戸時代から、鳥居峠は一般の庶民はもとより、松尾芭蕉や貝原益軒など多くの文人墨客が通行し、幕末の文久元年(1861)には皇女和宮が薮原に泊まり、明治13年(1880)には明治天皇も巡行しています。

こうしたことは宿場の人々にとって物心両面にわたって少なからず影響を与えたと思われます。

長野県木曽町(旧　木曽福島町)にある関所跡。　ここには当時　山村代官が赴任していました。

　広大な木曽を治めた代官、山村家の屋敷跡　表門。
　


福島関所の関守として、広大な木曽を統括する代官として大きな権力を持っていました。　"入鉄砲に出女"を厳しく取り締まった天下の四大関所の一つです。　また　無許可で持ち出すと、死罪となった木曽の名木五種を管理もしていました。

現在残されているのは下屋敷のほんの一部だけですが、往時は庭園が20もある広大な敷地を持っていました。

上屋敷は明治時代に破却されましたが、下屋敷の一部は残され、戦時中は山村家の疎開先として、戦後は日本銀行の保養施設になったりした時期もありました。

現在は町が管理、山村代官屋敷として公開されています。
先々週末、10月11日(土)に木曽町で「関所まつり」がありました。

　　町中に着物姿の町娘、侍がかっ歩する。
　

　　そして、行列の出発　"山村代官江戸出府行列"
　

この行列の参加者は一般公募がおこなわれ、誰でも参加できます。

　　鉄砲隊も轟音を響かせます
　

　　代官屋敷では野点もおこなわれ、一般の人も参加できます
　

町娘姿のおねえさんや、人力車のおにいさん、チンドン屋さんなどもあちこちで見られ、町中が江戸時代にタイムスリップしたような、秋の一日が繰り広げられます。

そして　今　御岳ロープウエイ5合目では紅葉が見ごろ。(8合目は落葉)　山小屋の近くの猿橋渓谷も見ごろだそうです。

来月、11月1日から3日まで、木曽の山小屋へ行く予定。　いつものように、長女夫妻も八王子から来ます。　ワタクシ　および　長女の実物を見たい方、飛び入りご訪問　歓迎いたします。




なぜか大学からアクセスの多い別ブログ　　まったく更新してませんが・・・
●別ブログ9/10の新着は「北野・異人館街」
　　　　　　　　　　　前回は「A. KY」　こちらも見てね