いろいろ【まっち】んぐ

さて、以前　「見て見ぬふり」というのを書きましたが、反響は非常に低かったです。　まあ　重い話題でもありますし、私を含め、誰しも心当たりがありますからちょっと応えにくいでしょうね。

先日　長野で「見て見ぬ振り止めよう会」が初の街頭活動 をしたそうです。

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日常生活で気になることを見過ごさずに行動しよう－。　長野市の市民有志でつくる「見て見ぬ振(ふ)り、止(や)めよう会」が1日朝、同市のJR長野駅前で「少しの気遣いを形にしませんか」と呼び掛けた。

街頭に立ったメンバー11人は、「自分さえよければ周りのことは一切お構いなし、理不尽と思いつつ自分はかかわりたくない『見て見ぬ振り』止めよう」と記したチラシを通行人に手渡した。

昨年夏の会発足から具体的な活動は初めて。　会員は45人に増えており、代表の待井一郎さんは「同じ気持ちの人が1人でも増えればいい街になるはず」。(2008年12月1日 信濃毎日新聞)
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確かに、なかなか難しいです。　でも、やはりしっかりと見る勇気は必要ではないか　と思います。　そして、その後の行動には、またもうひとつ勇気のいることですが・・・


ところで、冬になると日が短くなります。　すると、どうしても日光にあたる機会も少なくなります。　まあ　あたりすぎるのも問題ですが・・・

日光にあたらないと非常に困ったことも起こります。　ビタミンDの不足。　もちろん食品からも摂取できますが、人間の摂取量の大半が日光からなのです。　


ということで、本日のお題　「ビタミンDは日光から」　

尚、昨日のお題は　「美肌にもビタミンC」
ご覧になってない方はこちらもどうぞ


「ビタミンDを作るために、お日さまの下で遊びましょう」

小学生の頃、学校からもらうプリントに、よくこんなことが書いてありませんでしたか？

紫外線が皮膚に当たるとビタミンDができる。　ビタミンDは骨を作るために必要。　だから子供は外で遊びなさい、って内容。　

でも最近は違う。　「なるべく日光に当たらないように」なんて広告もよく見るようになりました。

地球のオゾン層の破壊が進み、紫外線が皮膚がんや白内障の発生に影響することが明らかになったからだという。

しかし、日光に当たらなくて、ビタミンDは足りるのか。　ビタミンDは食品からも取れる。

厚生労働省の資料によると、ビタミンDの1日の摂取目安量(成人)は5μg(マイクログラム)。　これに対して日本人の平均摂取量が7.9μg。

なんだ、普通に食事をしていれば足りるんだ。
いや　ちょっと【まっち】んぐ！

「いいえ。　骨粗しょう症予防の観点から、特に高齢者では1日に20～25μgのビタミンDが必要だと言われています」と　国立健康・栄養研究所の石見先生がおっしゃる。

体内のビタミンDの半分以上は日光から作られているという。　普通に生活していれば、顔と手の甲を日に当てるだけで、1日の目安量が取れる。　でも、日焼け止めを塗ってしまうとビタミンDは作られない。

「冬は特に厚化粧などは控えた方がよいでしょう」(同　石見先生)とも言われる。

石見先生によると、近年赤ちゃんのビタミンDの欠乏が増えているという。　妊婦さんがビタミンD不足になりがちだからだそうだ。

直射日光を嫌う若い女性が増えているが、やはり、ある程度は太陽に当たっておく必要がありそう。

しかし、少し心配なのは、紫外線による皮膚がん。

「白人には多いのですが、日本人に特に皮膚がんが多いとは聞きません。　個人的にはそれほど心配しなくてもよいと思います。

さらに、最近の論文では、もっとたくさんのビタミンDを取るべきだと言われます。　取り過ぎの危険性も薄らいでいますし・・・」と　大塚製薬教育部の永田さんも言われる。

その論文には、ビタミンDをたくさん取ることで、がん(乳がん、大腸がんなど)や感染症のリスクが下がることが分かってきたという。

どのくらい取ればいいのか、はっきり書かれてはいなかったが、かなりたくさん必要らしい。　これでは食事だけで取るのは難しそうだ。　やはり、日光に当たるしかない。

ビキニ姿の成人白人女性が夏に20分間 日光浴するだけで、皮膚で約250μgのビタミンDが作られるという。　これは食事から取る量の1か月分にあたる。

日光の力は偉大なり。　今も昔も変わらず、ビタミンDのためにはやはり日光が必要なようです。



なぜか大学からアクセスの多い別ブログ　　まったく更新してませんが・・・
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