いろいろ【まっち】んぐ

お仕事　まだまだ忙しいです。(今だけ)　来月はチョ－ヒマになりますが・・・

相変わらず新聞紙面は企業の減産、人員削減の話が多く載ってます。　アメリカの主要企業では数万人規模のリストラがおこなわれているようです。

さて、前回　「首が飛ぶ！！」で書いたように、派遣切りされた人の救済のため、各自治体などが臨時職員の募集をおこないましたが、やはりなかなかかみ合わないことが多いようです。

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失業者を支援するため、県内自治体が取り組む緊急雇用対策で、募集と応募がかみ合わない「ミスマッチ」が生じている。

応募が鈍い自治体の場合、2カ月程度の臨時雇用で先の見通しが不安定なことや、雇用保険の失業給付が減ってしまうことなどが理由とみられる。

反面、日系ブラジル人が多い上田市では定員を大きく超える応募があり、置かれた立場で求職の切実さも異なっているようだ。

県内19市のうち、これまでに募集、採用したのは7市。　ごみの不法投棄パトロールなどで計32人を募集した千曲市は、3月までに職を失う非正規労働者は市内で約100人と推定したが、応募は20人にとどまった。　市総務課は「長期雇用を目指す人がいた」とみる。

長野市も11職種で計20人を募集したが、これまでの申し込みは6人。　市産業政策課は「ニーズと用意した職種がずれた面も感じる」と分析する。　9職種で計20人を募った須坂市も申し込みは2人だけだった。

これに対し、公園の掃除などに計33人を募集した上田市では、98人もの申し込みがあった。　市人材開発課によると、7割が日系ブラジル人を中心とした外国籍市民だった。

雇用期間は2カ月間で、実際に働く日数は最短5日。

それにもかかわらず応募が殺到し、担当者は「雇用情勢の深刻さを感じる。　次の職を探す間のつなぎとして少しでも役に立てばという気持ちだ」と受け止める一方、「中にはブラジルに帰国するための飛行機代を稼ぐ目的の人もいるのでは」とみている。

佐久市は半年間の条件で一般事務に計6人を募集したところ、7人から申し込みがあり枠が埋まった。　再就職先が見つからない場合、雇用期間を5カ月延長できることも影響したようだ。

除雪・融雪、道路清掃などに3月末までの条件で計4人募集した小諸市も、9人が応募。　4人に内定を出し、辞退した1人を除く3人が働き始めた。

計19人を募集した松本市は、給食調理などに3人を採用。　23日に締め切ったパソコン入力などの6人には10人の応募があった。　市職員課は「今後も定期的に全庁に照会し、追加募集したい」としている。(2009年1月25日 信濃毎日新聞)
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各自治体以外にも農業団体や漁業団体も募集をしていますが、これもやはりイマイチだそうです。

ゼイタクと言われればそうですが、今まで働いてきた仕事以外の職種に気持ちを切り替えて、就職活動をすることができないジレンマもあります。

東京都内の昨年11月の数値を見ると、「一般事務職」は0.27倍、「製造・土木」も0.55倍と極めて低い。　これに対し、資格や経験が重視されるIT技術関連、介護関連などは3倍以上となっています。

資格を持たない人には再就職は難しいように見えるが、特段の資格が必要ない「接客・給仕職」で5.93倍、「警備職」も5.74倍の求人があるのです。

現実には年齢や経験などの制約も受けるでしょうが、労働局の担当者は「給与や勤務時間帯など、人によってそれぞれ譲れない一線があるようです。　その一線を越える仕事を無理に紹介できませんから」と話している。

確かに、人それぞれの理由はあると思います。　例えば「数字を見ただけで頭が痛くなる」という人に「会計事務所の仕事ならいくらでもあるんですが・・・」と言っても、簡単には応募しないでしょう。

それに、自動車関係などは条件が良かった。　直接雇用の期間工なら、残業があれば月30万円は軽く超える。　派遣でも、そこそこの収入にはなる。　元来、期間工、派遣というのは忙しいときの助っ人。　ヒマになればお役ご免はいたしかたないもの。

それを踏まえて日常の蓄えはしておくべきで、今回のミスマッチも、まだまだ甘えがある　と言わざるを得ないでしょう。

今は　そう言ってる場合ではない　というのも求職者は自覚してほしいもの。　それに、今まで働いてきた仕事というのは不況だから切られた。　つまり　その職種の仕事は極端に少ないわけです。　まあ　難しい問題ですが・・・


ところで、来週は節分。　不況を「鬼は～外、福は～ウチ」と、豆まきで吹き飛ばすわけにはいかんでしょうか？　

さて、この豆まきはどこの家庭でもおなじみですが、最近は「恵方巻き」もかなりの認知度UPになってます。

ということで、本日のお題は　「恵方巻き」

尚、昨日のお題は　「なぜ垂直？」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ


恵方巻きとは節分に食べる太巻きのことで、海苔巻きを吉報に向かって食べる関西地方の行事です。　節分の夜にその年の恵方(2009年は東北東)を向いて、を閉じて願い事を唱えながら無言でまるかぶりするのが慣わし。

10年前なら関東で知っている人はほとんどいなかった「恵方巻き」　その知名度はここ数年で一気にアップした。

ここ数年、東京のコンビニでもふつうにイベントとしてにぎわってるようです。　今では関東でも定番となりつつあります。　巻きずしは「福を巻き込む」ことから来ており、切らずに食べるのは「縁を切らない」という理由があるそう。

具材は七福神にちなんで7種類使うと、より福が呼び込めるそうです。　太巻きを一気食いというハンデがあるためか、最近はロールケーキや変り種の恵方巻きも出現しています。

詳しく調べてみると、諸説ありますが、恵方巻きのポイントは、
　1. 太巻きをひとりにつき1本用意
　2. 福を巻き込むことから巻き寿司を用意
　3. 縁を切らないよう包丁を入れずに丸ごと1本
　4. 七福神にあやかり7種類の具が入っている

というのが必須項目のようです。

つまり「丸ごと1本」、「巻いてある」、「切っていない」、「7種の具」があれば、福を招くらしい。

恵方(2009年は東北東)を向いて、願い事を思い浮かべながら、途中でやめず、一気に食べ切る！　食べている間は無言で食べる！　黙々と食べる！

いまやコンビニやスーパーでの販売が拡大し、今や全国どこでも簡単に手に入る。　そんな「恵方巻き」だが、実際どれくらいの人が食べているのか。

そこで　知人約30人に聞いてみた。　すると半数以上の人が食べたことがあると言う。　そのうち昔から食べているという人は生粋の関西人は5人で、残り約10人は最近のブームに乗って「食べてみた」という人たち。

ちなみに　同じ西日本でも関西以西の岡山や九州にはないらしい。　「恵方巻き」を食べている「関西人以外」は約40%。　なかなかの普及率だ。

「食べたことがないけど今年は食べてみる」という人も多かった。　ちなみに　聞いたことがあるが、食べ方や読み方を知らないという人も数人いた。

調べてみるとコンビニでの販売は、1989年に広島のセブンイレブンで売り出されたのが始まり。　その後1998年に全国展開したセブンイレブンに続いて2001年にローソン、2003年にファミリーマートがそれぞれ販売を開始。

ここ数年で「恵方巻き」が急速に広まったのはまさにコンビニ効果だろう。

しかし、「販売は1992年から全国同時に販売していますよ」(イオン広報部)と言う。　なんと　大手スーパーのイオンのほうがコンビニより歴史が古かった。

「恵方巻きの売り上げは年々伸びていますね。　今年は全国で80万本が目標です」という。　目の前に80万本の恵方巻きを想像したらクラクラした。　イオンではカニ、エビ、穴子など素材にこだわった豪華な恵方巻きを予約限定で販売。

もちろん予約しなかった人も、当日店頭にはお手頃な恵方巻きがズラリと並ぶそうなのでご安心を

また関西に本店を持つダイエーも「関東の一部地域では14,5年前から売り出しています。　関西はそれより前からありましたね」とのことで、やはり歴史は古い。

「やっぱりここ数年はコンビニの影響で認知度は高まっていますね。　関東でも認知度は70%を越えているんじゃないでしょうか。　実際に食べる人は関西に比べたらまだまだ少ないですが、全国的にみても売り上げは毎年伸びていますね」と言う。

やはり恵方巻きは人気上昇中なのだ。

今後、新たな節分の定番になりそうな気配が濃厚な「恵方巻き」。　まだ食べたことのない人も今年は願いをこめて「まるかじり」してみてはいかが？




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