いろいろ【まっち】んぐ

灯をつけましょ　ぼんぼりにぃ～♪
　　お花を揚げましょ　桃の花ぁ～♪

五人囃子の笛太鼓～♪
　　今日は楽しいひな祭り～♪　


いきなりの華麗？な歌。　みなさんご存知「ひな祭り」の歌ですが、いよいよ明後日はひな祭り。　小さい女の子のいる家庭では、ひな人形を飾ってお祝いをすることでしょう。

私もかなり昔ですが、長女のためにケースに入ったひな人形を買ったことを思い出します。

さて、子供時代　お呼ばれされて、ひなあられや菱餅などのお菓子をいただいたりしたことがあると思います。　おおきくなってからは、しろ酒が目当ての方もいるかもしれません。

さて、その　ひな人形ですが、みなさんはいつ頃飾り付けますか？

ということで、本日のお題は　「ひな人形」

尚、昨日のお題は　「腹八分目」
ご覧になってない方はこちらもどうぞ


今では地方により様々だと思いますが、昔言われていたのは、「雨水(うすい)の日」に飾り付けを行うと、「良い伴侶に恵まれます」と言うことです。

「雨水」というのは、二十四節気の一つで、2月19日、20日頃(今年は2月18日)で、雨水の日を迎えることは初春を迎えたことを意味し、雪が降る代わりに雨が降るようになり、温かな季節への変わり目として縁起のよいものとされてきました。

その昔、ひな祭というのは、人々の穢れを人形に託して川や海に流したり、水祓いをすることでした。　今でも、流し雛の風習が残る地域があることをご存知でしょう。

だから、雨水とひな人形の飾り付けとに、何らかの関係付けがあったと言われるようになった　とされます。　そんなこんなですから、土も潤い始め、農耕の準備を始める目安と昔は言われていました。

いずれにしても、今年こそは意中の人をゲットしようと、藁をもつかむ思いで目論んでいる(？)女性の方々、この日の飾り付けをゆめゆめ忘れてはなりませぬゾ。

そうそう、もう一つ大事なこと。　ひな人形を片付ける日です。　遅くなると「嫁に行き遅れる」などと言われていますが、

「啓蟄(けいちつ)の日に仕舞うのが良い」　と言われています。　　「啓蟄」は次の二十四節気になり、今年は3月5日、地中で冬眠していた虫たちが、陽気に誘われ地上に出て来る頃の意です。

新たな生命の息吹を感じさせませんか？　雨・水に我が身の埃を水に流しながらひな人形を飾り付け、新たな運命を感じつつひな人形を仕舞う。

いかがですか？　あとは出会いだけ？　それなら　しろ酒ではなく、にごり酒を用意してお誘いしましょう。

案外効くかも・・・　ただ　二日酔いにご注意！


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