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カテゴリ:ビジネス
更新が遅くなりました。 本日も昨日に続いて、地方より来阪された知人のための接待です。 先ほど帰宅したところです。
今日は娘さんも合流する ということで、空港までお出迎え。 のチェックインまで時間があるので(今のところが高いので、リーズナブルなビジネスホテルに移ってもらいました)、ちょっと休憩後、チェックイン。 その後、梅田地下街をウインドーショッピングして、「大阪名物?ふぐ料理」のてっさ・てっちりをいただいてきました。 残念ながら、食べるのに夢中で画像はありません。 だって、てっちりなんて2年ぶりですから・・・ で、何の関係もなく、本日のお題は 「要介護で離職者が急増」 尚、昨日のお題は 「大阪城」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ 肉親の介護のために、生活の糧である会社を辞めなくてはならない。 世の多くのサラリーマンにとって、そんなことは一昔前なら考えられなかったことでしょう。 しかし 今やそんなケースが珍しくないというから、驚きです。 肉親の介護や看護のために企業を退職せざるを得ない「介護離職者」が、全国で急増しているという。 総務省就業構造基本調査によると、家族の介護や看護のために離職・転職した人は2006年10月からの1年間で、なんと約14万4800人、前年同期比で4割も増えています。 これは過去10年間で最も多い数字だという。 そのうち、男性は約2万5600人と9年前の約2倍に急増しており、彼らの多くが40~50代の“働き盛り”です。 このように、急激に介護離職者が増えた背景には06年に要介護者への在宅サービスを大きく制限する「改正介護法」が実施されたことも影響しています。 しかし そればかりではない。 ここまで介護離職者が増え続けていても、「介護者に対する企業や行政の対応はまだまだ不十分」と言わざるを得ないのが、現状だからです。 例えば、「特別養護老人ホーム」は待機者が約40万人もいるためすぐに入居できる可能性が低く、「民間型特定施設」も入居規制がある。 それに、経済的に民間施設に入れるには費用面でかなりの負担になる。 費用や条件などさまざまな事情から、介護施設に入院させることができず、ひとりで老親の介護問題に悩んでいるビジネスマンは、少なくない という。 また、05年に改正された「育児・介護休業法」に基づく「介護休業制度」も実際には形骸化しています。 これは、要介護状態にある対象家族1人につき、申し出れば常時介護を必要とする状態ごとに1回の介護休業(通算93日間)を取得することができるという法律。 厚生労働省が行なった05年の調査によると、就業規則にこの制度の適用を掲げている企業は、5人以上の事業所で55.6%、30人以上の事業所では81.4%に上っています。 介護休業制度は、数字だけ見れば企業の現場に浸透していると 数字上では言えそうです。 しかし、フタを開けてみれば、実際の制度の利用者は05年度の段階でわずか0.04%に留まっており、この数年間でもほとんど増えていないのが現状なのです。 介護したくても会社を休めない! 行政と現場の“現状認識のギャップ” このような状況について、厚生労働省は「周知徹底への努力」をアピールしている という。 しかし、役所と現場の間に横たわる「現状認識のギャップ」は小さくなさそうです。 「介護休業制度のことは何となく知ってはいたけれど、93日間という制限があると利用しにくい。 親の介護は子育てと違って何年続くかわかりませんから・・・ それに、これまでうちの会社で介護休業制度を取った人は1人もいないし、率先して取れるような雰囲気でもなかった」と ある大手企業のサラリーマンは語る。 これまで企業は、常にバリバリ働ける社員だけを想定した職場環境を整えて来たため、介護という問題に一度も直面したことがなかった。 しかし、日本が超高齢化社会になってしまって、状況は一変しました。 現実に対策がついていけていないのではないのではないだろうか? また 多くの男性は介護制度を使うことがカッコ悪いとか、熱心な社員ではないと思われることを恐れているようにも見えます。 実際 有給休暇すら満足に取れない(取りにくい)という企業も多いのが事実。 有給休暇や介護制度休暇を率先して取れるような雰囲気ではない というのも問題ですが、これまた多いのも事実。 それに、中高年の男性社員は仕事にプライベートを持ち込まないという意識がまだ強く、介護と仕事の両立で悩んでいても、それが表面化しにくい状況にあります。 介護が長期化するほど仕事との両立は難しくなりますが、退職するときに初めて介護していたことを職場の人が知るケースは珍しくない という。 確実に高齢化社会が進む日本。 法令化の周知徹底と企業への認知度UPが今後の課題であろう。 続く・・・ 大学からアクセスの多い別ブログ まったく更新してませんが・・・ ●別ブログ2/25の新着は「謎の企業 B-CAS社」 前回は 「クレーマー保護者」 前々回は「アナログ放送終了」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月29日 23時48分53秒
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