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2009年05月17日
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カテゴリ:アウトドア
先日 ぶたインフルエンザに感染疑惑をかけられた、ウチのすぐ近くの大阪府立高校生たち。 まあ 彼らたちの疑いは晴れたが、今度は神戸と大阪・茨木の高校生に陽性反応が出た。

しかも この高校生たちは先の高校生たちと違い、海外渡航飛行機経験はないびっくりときてる。 つまり 海外渡航者の誰かから感染したのであろう。

いまだ発見されてはいないが、豚インフルエンザ菌に侵された海外渡航飛行機者がどこかにいるわけだ。

感染した高校生たちはバレーボールの試合に参加した生徒たちに集中しているため、どうやらこの関係者に感染者がいるのではないかわからんと言われている。

この前 「豚インフルエンザ」でも書いたが、今回のぶたインフルエンザは感染力が強いらしいので、注意が必要! 今朝 5/18現在 感染者は 92人。 もうすぐ3桁は確実。

尚、感染患者が確認された大阪府茨木、豊中、吹田3市に対し、公立、私立の学校小中高・幼稚園、保育所、高齢者通所施設などの休業を知事が要請すると発表した。 しかし 関西ばかりとは・・・しょんぼり

尚、別ブログに「豚インフルエンザに漢方?」を書きました。


さて いつも温泉温泉レポをよくお届けしているが、温泉温泉の歴史は古く、日本書紀、続日本紀、万葉集、拾遺集などに記述されています。

昔は主に湯冶として利用されていた。 ゆえにはじめは宿泊施設もなく、その後も自炊を主にした簡素なものしか無かった。 今はほとんどに立派なホテルがあり、一般の観光客が多く訪れやすくなっている。

尚、温泉は、湧出時の温度が25度以上か、ラドンやラジウムなど特定の温泉物質の含有が条件で、2006年度で国内約2万8000か所を数える。

では 今のように観光客目当ての宿泊施設が出来たのはいつごろ、どこでだろうか?


ということで、本日のお題は 「温泉温泉旅館」

尚、昨日のお題は 「母の日 完結編
ご覧になってない方はこちら上向き矢印もどうぞ


日本は火山が多いために火山性の温泉が多く、温泉地にまつわる伝説、神話の類も非常に多い。 また 発見の古い温泉ではその利用の歴史もかなり古くから文献に残されています。

その文献としては、日本書紀、続日本紀、万葉集、拾遺集などに禊の神事や天皇の温泉行幸などで使用されたとして、

玉造温泉、有馬温泉、道後温泉、白浜温泉、秋保温泉などの名が残されており、平安時代の延喜式神名帳には、温泉の神を祀る温泉神社等の社名が数社記載されています。


古代から1300年近く、絶えることなく湧き続けるという名湯温泉 北陸の粟津温泉。 石川県小松市の山裾にあって、霊峰、白山の稜線が遠くかすむ。

その温泉街に「法師」という旅館があります。 鉄筋のホテルホテルが並ぶ中で木造建築を残し、内湯をもつ「世界最古の温泉旅館」としてギネスブックに登録された旅館。

そこには「湯守(ゆもり)」の一族がいて、開湯の昔から湯と宿を継承してきたという。 その当主は代々「法師善五郎」の名を継ぐという。

「豊富な湯量と、変わらない泉質。 先祖が守り抜いてきたお湯を、次の世代に伝えるのが私の役目です」と 現当主の46代目善五郎さん。

粟津温泉の起源は養老2年(718)、奈良時代初めにまでさかのぼるとされる。 越前の高僧で山岳修行者の泰澄(たいちょう)が白山に入山した翌年のこと。

宿に残る古文書によると、「粟津の村に霊泉がある」との託宣を得た泰澄が、村人らと掘り当てたグッドという。 弟子の雅亮法師に命じて建てさせた湯治宿が「法師」

その養子が湯守を任され、初代善五郎を名乗ったと伝わる。 他にも数々の伝承がある。

「西国三十三ヶ所を再興したとされる花山法皇が平安中期の990年に入湯されたそうです。 一向一揆への迫害を逃れた蓮如上人が法師の飯炊きごはんに身をやつしたとの言い伝えもあります」と 同46代目。

泰澄:大宝2年(702) 文武天皇から鎮護国家の法師に任じられ、その後 養老元年(717)加賀国の白山にのぼり妙理大菩薩を感得した。 養老6年(722)元正天皇の病気平癒を祈願し、その功により神融禅師の号を賜った


現在は昔の趣は残されていないが、江戸初期の1640年 加賀藩主を退いて小松城に入った前田利常が植えた杉(樹齢370年)が門前にあり、樹高12メートルに達しびっくり、明治前期の1881年の大火で炎の広がりをくい止め、法師を守った という。

本館は数寄屋造りで、江戸末期から明治初期にかけての建物。 ロビーに進むと、朱や群青の鉄砂の壁がある。 これは加賀藩の許可なく使えなかった色彩で、利常以来のつながりがうかがえる。

こけむす庭園には、古代中国での神仙思想の蓬莱山になぞらえた築山があり、樹齢400年の栂(とが)もある。 庭造りの名人にして茶人日本茶、小堀遠州が慶長年間(1596~1615)に訪れているから、指導を仰いだのだろう。

作家の田山花袋、美人画の竹久夢二、物理学者の湯川秀樹と、その風格にひかれ、投宿した著名人は数かぎりない。

この秋 俳優の里見浩太朗さんも宿泊し、温泉を満喫したという。 「冷房も暖房もないが、それがまた古さを感じさせて面白かった」スマイルと 語った。

もちろん、粟津より古い温泉はある。 3000年の歴史をもつ愛媛・道後温泉を始め、和歌山・白浜温泉、兵庫・有馬温泉が「日本三古湯」だが、古い温泉旅館は法師以外 見あたらない。

なぜ、守り続けることができたのか? それは家系図にある。

紛失を免れた38代目以降、当主の兄弟はすべて養子に出ている。 当主以外は結婚相手の姓に変える習わしなのだ。 姓の分散を防ぎ、伝統の屋号を保つ知恵とも言える。(エゴではあるが)

1799年、39代目の時代に村役人が定めた「湯元心得二十一カ条」も見過ごせない。

「火之要心之儀」を始めとして、法師で守られるべき決まりが並ぶ中に、「農仕事より直に湯入申節は外にて手足ことごとく洗い・・・」との条文がある。 村人の浴場としても欠かせない存在だったのだ。

「『殿様から托鉢(たくはつ)の僧まで』という言葉が伝わっています。 広く開放して心赤ハートと体を癒やしていただくのが、法師の精神なのです」と 同46代目が力説する。

伝承の知恵と、誰をも受け入れる流儀。 そして何より、湯守としての誇りが息づく。

戦後、各旅館が相次いで営業を再開し、温泉の湧出量が激減したとき、先代の父は「必要量だけを最低限利用する」との協定締結の先頭に立った。

やがて近隣旅館が次々と木造から鉄筋ホテルに建て替えられていったとき、木造の情緒にこだわったのも父だった。

そんな父から「自ら学べ」と言われて46代目は育った。 刷新の必要性を感じ、プールの設営に踏み切ったこともあるが、やはり原点に戻り泉質の維持にこだわりたい という。

当主の心意気もまた、1300年の営みを支え、内湯を引く宿を広くもたらした要因なのだ。

泉質は無色透明のナトリウム硫酸塩泉。 温度は43度と高めだが意外にぬるめ。 肌を刺激しないので熱く感じないのだそう。オーケー 源泉は自家掘りの専用泉。

神経痛や高血圧、リウマチ、創傷にも効能があり、かつてはマムシにかまれて湯治に訪れる農民も珍しくなかったという。

寝るときまでホカホカさを保つという。 古代の村人も、江戸の殿様も、明治の文人も、同じ心地よさを味わったのだろう。 誰にでも等しく与えられた、ひとときの開放感を・・・

各温泉の起源伝説には、鹿や鶴や鷺(サギ)などの動物が傷を癒した伝説や、弘法大師等高名な僧侶が発見した伝説が多い。 このような場所は寺や神社が所有していたり、近隣共同体の共有財産だった。


尚、社団法人「日本温泉協会」によると、古くからの湯治場は、周辺の宿坊などから共同浴場に通う"外湯"がほとんどで、法師のように旅館に引く"内湯"少数派だった。

有馬温泉も昔は外湯方式で、1191年に僧、仁西が12の宿坊を建てて利用者を増やし、荒廃していた温泉を再興したという。 江戸時代の旅籠(はたご)の大半にも内湯はなく、旅人はやはり共同浴場を使っていたらしい。

内湯をもつ温泉温泉旅館が増え始めたのは明治時代。 温泉の掘削技術が発達し、個々の旅館に多量の湯を送っても、源泉が枯れなくなったことが背景にあるという。



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最終更新日  2009年05月18日 13時55分38秒
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