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カテゴリ:主婦ネタ
さて この前から連続で書いてます新型インフル、「豚インフルエンザ」ですが、感染患者と近距離で接触し、感染可能性がある「濃厚接触者」が18日時点で約2900人に上っていることを厚労省が発表しました。
感染力が強いらしいので、これからはもっと増えると思われます。 不要不急以外の外出や、イベントなど人出の多いところへは、なるべく行かないほうがよさそうです。 しかし 各が休校になって自宅待機のはずの一部の生徒たちが繁華街に繰り出している という現象も見られます。 この先 1週間、こういう者たちは増えてくるでしょうね。 まあ 若い子に「1週間 で閉じこもれ」というのもちょっとムリかも・・・ ところで この前から、「一般のインフルエンザと同じく、"手洗い"と"うがい"が大切です」と書いていますが、では どのようにすればベターなのか? ということで、本日のお題は 「うがい・手洗い」 尚、昨日のお題は 「携帯のアンテナ」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 外から帰ったら「うがい・手洗い」 日本では、昔から当たり前のように子供のころから言われているこの言葉。 実は"うがい"の習慣は 海外ではないようです。 もちろん gargle(=うがい)という言葉はあるので、その行為はあるのでしょうが、予防のための"うがい"はしないようです。 水を含んで口を閉じ、頬を膨らませたり元に戻したりを交互に素早く行う、ブクブクうがいは、口中の洗浄になります。 水を含んで口を開け、上を向いて「あー」と息を吐く、ガラガラうがいは、喉の洗浄になります。 「声を出しながら、喉の奥の方まで"うがい"をするといいよ」と よく言われますが、外国人にとっては声を出すどころか、ガラガラガラガラという"うがい"自体ができないようです。 しかも、 あらら 「ごっくん」・・・って飲んじゃったら、せっかく落とした埃や菌が身体の中へ入っちゃいます。 どうやら予防のための"うがい"は日本だけの習慣のようです。 その効果は充分に検証されていないようですが、京都大学保健管理センターの研究結果によると"うがい"をしている人と、しない人を比べると風邪にかかる率が4割ほど減るといいます。 尚、"うがい"という語の語源は鵜飼で、鵜に魚を飲み込ませ、その後 吐き出させる様子が似ていることから"うがい"と呼ばれるようになった と言われています。 ただの水でも充分効果はありますが、うがい薬を使うと、より殺菌・消毒ができます。 うがい薬には大別して殺菌消毒用と鎮痛消炎用の2種類があり、殺菌消毒用の薬は風邪の予防や口内炎の治療などに使われます。 一番ポピュラーなのはみなさんよくご存知の「イソジン」 ヨード系の水溶液です。 また この「イソジン」は手洗いにも使えます。 ただ ある研究データによると、うがい薬を使うより水のほうがいい という結果も出ています。 水うがいによって上気道炎の発生率は36%も抑えられたのに対して、うがい薬によるうがいでは、上気道炎の発生率は11%の減少にとどまった というものです。 理由についてはよく分かっていませんが、これは口腔内を清潔に保つ働きを持つ常在菌が、うがい薬によって影響を受けるためではないか と思われています。 また 手洗いは医療関係、食品関係には厳しく言われるもので、どちらも完璧さが要求されます。 自動給水方式またはペダル方式の手を触れることのない蛇口を使用し、手洗い用の洗剤、石鹸、消毒液も自動滴下式を使用します。 手拭は使い捨ての紙タオル、または熱風式を採用し、完璧に乾くまで行います。 また 洗浄槽も跳ね返りの少ないものを使用し、定期的な消毒が必要とされます。 しかし 一般家庭ではここまで厳しくしなくとも良いと思われますが、意外と間違ってることも多いもの。 一番はタオルですね。 何度も繰り返し使うタオルは、せっかく洗って雑菌を無くしたのに、また手に雑菌をつけているようなものです。 とはいえ、家庭内で使い捨ての紙タオルは経済的にも高くつきます。 各個人ごとに使うタオルを決め、少なくとも1日1度は交換すること。 また タオルを置く場所は埃などの少ないところが最適です。 そして 石鹸をつけて洗うときにも、ただのひら同士をこすりあわせるだけでは、雑菌がきれいに落ちません。 指の間、指先(爪)をよく洗うことが大切です。 薬用石鹸もありますが、正しい洗い方をすれば普通の石鹸で充分です。 また アルコール含有のペーパーナプキンなども有効ですね。 そして 念を入れて手洗い用消毒液を使う場合ですが、よく売られているのが「アルコール希釈液」、「次亜塩素酸ソーダ希釈液」ですが、これをつかうと肌荒れを起こしやすいので、あまりお薦めできません。 特に「次亜塩素酸ソーダ(NaClO)」はプールの消毒や汚物層処理にも使われ、強力な酸化作用、漂白作用、殺菌作用があり、たいていの菌は除去できますが、その分 肌荒れも起こしやすいのです。 むろん 消毒液を使えば雑菌はほぼ無くせますが、家庭内ではその後の行為で雑菌がつく可能性は高いので、そこまでやってもムダと思われます。 例えば、その後にドアノブを握ればOUTです。 また 前述のようにタオルを使えば、いくら清潔にしているタオルとはいえ、多少の雑菌はついていますから・・・ しかし、野菜の消毒(生で食べるときなど)や調理器具に消毒にはかなり有効です。 ただ 希釈率に注意しないと野菜の消毒などは品質変化する場合があります。 やっぱり うがい、手洗い、充分な睡眠と栄養 これが風邪・インフルエンザにかからない一番の予防です。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ5/17の新着は「豚インフルエンザに漢方?」 前回は「カーシェアリング」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月19日 21時32分00秒
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