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カテゴリ:主婦ネタ
関西の「豚インフルエンザ」騒ぎもやっと一段落といったところです。 今は収束状態にありますが、以前も書いたように、また 秋口に用心です。 いまだに感染者はポツポツと出ています。
今回の騒ぎで旅行業の被害は甚大。 修学旅行など団体予約がほとんどキャンセルされた旅館もあるという。 その新型インフルエンザ騒ぎの沈静化を願って奈良・春日大社でお祓いが行われています。 ----------------------------------------------------------- 新型インフルエンザの沈静化を願い、奈良市の春日大社の摂社で医薬の神として知られる水谷(みずや)神社で、「疫病退散祈願」が25日から続けられている。 神職約10人が毎日午前9時半頃から、疾病よけの護符を供えた拝殿で、心身を祓(はら)い清める中臣祓(なかとみのはらえ)を3回読み上げ、神殿の周りを巡る「御百度参り」をしている。 中臣祓は、1000回唱えて祈願が成就するとされる「千度祓(ばらい)」に達するまで行うという。(2009年5月26日 読売新聞) ----------------------------------------------------------- ホントに早く収束するといいですね。 この前 春日大社 お掃除ボラ 2回目で春日大社に行ってきましたが、案内してくれた宮司さんも一生懸命お祓いしてるんでしょうね。 さて 私も加齢とともに髪が薄くなってきましたが、若い人でもハゲで悩んでいる人がいます。 いわゆる「若ハゲ」ですが、「ハゲは遺伝する」とか聞いたことがあるのですが、ホントだろうか? あ 誰じゃ! 元々薄かったんじゃあ? とか思ってるのは?(その通りですが・・・) 私の場合、薄いんじゃなく髪の毛が細いんです。 神経(繊細)と同じで・・・ はげ~!!(奄美方言で驚いたときなどに言う感嘆詞) ということで、本日のお題は 「ハゲ」 尚、昨日のお題は 「なりすまし」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 親がハゲていたら遺伝するとか、母方の祖父がハゲていたら遺伝するとか説は色々といわれるけれど、その理由はあまり明確にはなっていない。 まず 男性型脱毛症(AGA)では、遺伝の要素は2つ存在します。 ひとつは男性ホルモンをより強力な男性ホルモンに変換する“5α-リダクターゼ”という還元酵素。 簡単にいうと、黒豆と白豆があったら、黒豆、白豆、半黒半白ができ、ハゲを黒豆とすれば、3分の2の確率でハゲになるという遺伝です。 もうひとつは“感受性”、いわゆるセンシティビティー。 その強力な男性ホルモンに敏感かどうかという性質の遺伝です。 どうやら、その強力な男性ホルモン“ジヒドロテストステロン(DHT)”がハゲの根源となるホルモンらしい。 これに へ~んしん!と「変身する力」と「反応する力」が加われば“ハゲ”のスイッチが入ってしまう というわけ。 では 反応する力“感受性”はどのように遺伝するのだろうか? “感受性”は性染色体“XY遺伝子”で遺伝します。 男がXY、女がXXで、この特定の“X“で遺伝します。 男性の場合で説明すると、Yは父親からXは母親からもらうので感受性は母親から受け継ぐことになります。 となれば母親にも父親、母親がいるわけですから特定の“X“は母方の祖父からもらったという可能性もあります。 つまり「母方のおじいちゃんがハゲていたら孫もハゲる」というのは“感受性”の遺伝の話だったのである。 “5α-リダクターゼ”は両親の遺伝となるわけだから、冒頭の説はどちらも間違っていなかったのだ。 では、ズバリ“ハゲ”が遺伝する確率は? 男性型脱毛症(AGA)に関して言えば、100%遺伝が原因といえます。 ただし、その遺伝要素を持っていても、どちらかが弱かったり、途中で邪魔するものがあったりすればハゲないこともあります。 ハゲるかどうかはこの“感受性”と“5α-リダクターゼ”の酵素活性のバランスが非常に重要となってきます。 えっ! そんなに可能性が高いとは思ってもみなかった。 実際、私の母方のおじいちゃんもハゲている。 母親は見た目ではわからないが、その遺伝子を持っていておかしくないのだ。 ちなみに 女性でも遺伝でハゲるのだろうか? 女性でも薄毛で悩む人はいるが、男性よりはるかに割合は少ない気がするのだが・・・ もちろん女性でも遺伝はしますが、女性ホルモンには抜け毛を防止する作用があります。 女性の男性型脱毛症“WAGA”というものもありますが、いわゆる閉経後が一般的で女性ホルモンが減少して50歳くらいから進行するというケースが多いようです。 遺伝の話となると“占い”のような感覚があったのだが、これだけ信憑性があれば・・・ といっても信じたくない話だ。 “ハゲ”はやっぱり避けたいものです。 では その防衛策はどうすれば良いのか? 残念ながら、今のところ薄くなった髪の毛が「確実に生えてくる」という薬はありません。 本来持っていた髪の毛が生える組織が減衰している場合、それを元通りにするのに有効な薬はあります。 ただ これは「本来持っていた髪の毛が生える組織が減衰している場合」であって、「加齢による衰弱」には有効ではありません。 また “プロペシア”という“5α-リダクターゼ”の活性を阻害する薬があります。 これは改善する薬ではなく、今ある髪の状態を守る、つまり現状維持する薬です。 ですから薄くなる前にこれを飲んだ方がいいというのが本音ですね。 なるほど! やっぱり遺伝はあるんだ。 じゃあ“遺伝”に心当たりがあるようなら、早めに“プロペシア”で防衛したほうがいい ということです。 尚、“プロペシア”は女性の服用は不可。 OTC薬品ではないので医師の処方箋が必要となります。 また 効果効能に関しては個人差があります。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ5/27の新着は「なりすまし 実証」 前回は「豚インフルエンザに漢方?」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月29日 12時45分26秒
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