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カテゴリ:フィクション
梅雨の晴れ間とはいえ、今日は何と熊本で35.7度にもなったらしい。 人間の体温じゃん!
こちら大阪は連日30度を越していたが、今日は曇りがちなお天気で、やっと30度以下に・・・ 今晩からは梅雨に戻るらしい。 でも その分、湿気が多くてムシムシ。 無視できない蒸し暑さ。 梅雨明けはまだかなぁ~ さて、世界保健機関(WHO)が、「フェーズ6」への引き上げを宣言をした「新型インフルエンザ」、日本では落ち着きつつありますが、未だに各地で発症者が出ており、航空会社のCAにも感染しています。 高温多湿に弱いと言われていましたが、意外としぶとい。 また この度、中国の患者から採取した新型インフルエンザウイルスが、人の体内で効率よく増殖する能力を獲得していたことが19日わかったそうです。 詳しくこちら→「新型インフル、人の体内で急速増殖能力」 尚、時間の経過とともに記事が差し替わることがあります。 まだまだ この先、充分な注意が必要です。 ということで、本日のお題は、連載フィクション 「列島危機 Part2」 尚、昨日のお題は 「水割り」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ ●尚、これはフィクションであり、登場する団体、人名、固有名詞などは実在する団体、人名、固有名詞と何ら関係ありません。 前回のストーリーはこちら→「列島危機」 インドネシア・スマトラ島の感染者は、パダンのホテル宿泊客から起こった。 "Amba・・・g Hotel"の観光客、数人が高熱に襲われ、医師が駆けつけ処置したが、その後 爆発的に患者が増えたという。 結局 そのの宿泊客、従業員のほとんどが感染し、ホテルは営業が出来ない状態にまでなった。 それはパダンの街から急速に各地に伝播し、いまや島全土に広がっている。 島民はもちろんのこと、むろん観光客も足止めされ、島外に出ることは出来ない。 今は航空路や航路も閉鎖されている。 スマトラ島へ行くには軍用機を利用するしかない。 しかし 感染が広がる前に出国した人もいるであろうし、また 航空路・航路の閉鎖までには数日あったから、この間に出国した人もいる。 インドネシア政府観光局のMr.スミトロは観光客などの出国状況を調べていて、妙なことに気付いた。 初めての発症が起こった日、16人の出国があったが、2人の所在確認がとれていない。 感染の恐れがあるので、すべての出国者を洗い出し、追跡したのだが、2人だけが行方不明なのだ。 パスポートでは日本人で、50歳の男性、28歳の女性で、親子となっていた。 残り14人のうち10人が感染しており、それぞれの国 もしくは途中経由地で拘束されている。 発症していない4人も保護観察となっている。 その後の航空路・航路の閉鎖までに出国した人の確認もとれている。 この2人、スマトラ島から一時入国でタイ・バンコクに入国しているが、その後の出国記録がない。 申告時の最終の行き先はパリとなっている。 一時入国であるから、当然 数日後に出国していなくてはならない。 が、その後の出国記録がないのだ。 むろん そのまま滞在を伸ばした ということも考えられるが、もう1週間以上も経っている。 一時入国にしてはあまりにも長すぎる。 バンコク警察に引き続き捜索依頼しているが、未だに見つかっていない。 その頃、台湾あたりを大型クルーズ船"あかつき丸"が進路を沖縄に向けて洋上を走っていた。 次の寄港地は沖縄だが、沖縄で突然変異種の新型インフルエンザ発症者が出た ということで、船長は寄港するかどうかを迷っていた。 が、タイ・バンコクから無寄港できているので、新鮮物資補給のためにもできれば寄港したい。 しかし、新種感染の危険性は高い。 そこに不安なニュースが飛び込んできた。 タイ・バンコクでも感染者が出た というのだ。 となると、内にも感染者がいる可能性もある。 感染の潜伏期間は2~4日間くらいはある。 バンコクを出航してから3日目。 船長はいよいよ不安が高まってきた。 続く・・・ 尚、私のブログ仲間、秘密の洗体レディさんが、この度 本を出すことになりました。 6/12 にamazonから発売されています。 「おくりびと」の実態をとくとご覧あれ。 本にはおもしろおかしく書かれてはいますが、実態はかなり悲惨なこともあります。 なぜか大学からアクセスの多い別ブログ 更新しました ●別ブログ 6/8の新着は「皆既日食」 前回は「なりすまし 実証」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月20日 20時33分42秒
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