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2009年06月28日
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カテゴリ:アウトドア
2日遅れの日記です。 なんだかだんだん遅れていくような・・・しょんぼり

最近 とみに森林破壊が叫ばれていますが、全世界の森林面積は 1990年には4,077,291千haででしたが、2005年には3,952,025千haとなっています。 この間に、125,266千haの森林が消滅したことになります。

世界の陸地のうち1/4は森林です。 豊かな森林は空気を作り、水を蓄え、土を作ります。 しかし、その森林はあと100 年で無くなってしまうびっくりという報告もあるのです。 今、問題となっている、地球温暖化にも関係しています。

日本は森林が国土の68.9%を占める森林大国ですが、未整備の森林が増え、全国各地で問題になっています。

安価な外材の輸入船の増加とともに国産木材が売れなくなったことと、林業就労者の収入減少が影響し、林業就労者の減少がおき、間伐や間引きなどの手入れの行き届いていない不成績造林地が増加しています。

この前から書いているように、木曽のヒノキは徳川時代から保護されてきましたが、それでも昔の巨木は少ないという。

私がよく行く木曽・三岳の手前に上松町があります。 上松町は、古くから木曽ヒノキをはじめとした木材集積地として栄えてきました。 現在も電車JR中央線上松駅の西側には中部森林管理局の貯木場があり、ヒノキ材の集積風景は町の名物となっています。

また 上松駅から西へ約15km 車で木曽川の支流をさかのぼること約30分のところに、赤沢自然休養林があります。  森林浴の発祥地でもあります。
 

ということで、本日のお題は 「赤沢自然休養林」

尚、昨日のお題は 「列島危機 Part3」  短編(の予定)フィクション
ご覧になってない方はこちら上向き矢印もどうぞ


海抜1000メートルを超す山麓に、728ヘクタールものヒノキの天然林が広がる長野県上松町の赤沢自然休養林。 日本三大美林のひとつである林齢約300年の木曽ヒノキと天然林が広がる赤沢一帯は、原生の森を思わせる神秘の趣を漂わせています。

江戸時代の大建築ブームの折は木曽ヒノキの供給源となりました。 明治以降は帝室林野局の御料林、戦後は国有林となり、1969年に自然休養林に指定されました。

その昔、木曽谷で活躍していた森林鉄道の雄姿、鼓動を彷彿とさせる赤沢森林鉄道が運行されています。 夏休み期間中は上松町のイベントとして、トムソーヤ・クラブが開村し、毎日運行しています。

子供が小さい頃、夏休み期間中に行って、のこぎりでヒノキの枝を切る体験をしましたが、新鮮だったらしく、いまだに思い出して、そのことを言いますね。ウィンク

高さ30メートル近いヒノキは平均樹齢300年という。 07世紀末から18世紀初頭にかけて行われた大量伐採後、わずかに残ったヒノキの種から多くの天然実生が芽生えた。 前回「山守」で書いたように、尾張藩の保護政策もあって大木に育ったのだ。

その根元を縫う散策ルートを歩くと、まるで空中から根を張ったような不思議なヒノキに出会う。

ヒノキが落とす種は1平方メートルあたり数千粒。 そのうちの1粒でも勝ち残ればいいほうだ。 この時、切り株や倒木は赤ちゃんヒノキの揺りかごとなる。 雪に埋もれず、下草にも邪魔されず、まるでモリゾーに守られたキッコロのようだ。

やがてヒノキの若木が切り株を包み込むように根を伸ばし、成木となる頃に切り株は朽ち果て、根元にぽっかりと穴が空く。 植樹による人工造林ではありえない「根上がり木」の誕生だ。

実は、やせた土壌をはじめとする過酷な環境、厳しい生存競争下での天然更新こそが、年輪が詰まり、建築材として最上の木曽ヒノキをもたらしてきた。 しかし、赤沢でも天然更新のサイクルは順調ではない。

アスナロなど他の樹種の勢いに負けてしまい、「現在のヒノキが老衰して枯れると、アスナロの森に移行しかねない」という。 ヒノキの生育には光が必要だが、伐採して森が明るくなるとササが繁茂し、ヒノキの幼木が埋もれてしまうこともある。

中部森林管理局は、天然更新の推進策を探るため約25年前から休養林内の一部で伐採試験を進めているという。

山本博一・東大教授(森林計画)がその現状を調べたところ、「伐採地に生える更新木の数は、場所により10倍以上も違う。 様々な要因が生育に大きな影響を与えている」といい、人の手によるサポートの重要性を強調する。

木曽ヒノキの資源量は330万立方メートルで減少傾向にある。 同森林管理局では5年ごとの計画で伐採量を決め、今年は約8000立方メートルにとどまった。

名古屋城本丸御殿の復元用材もその中から調達される。貴重なヒノキを使う以上、完成して終わりではない。 将来に資源を伝えるため、森づくりの責務をも背負い込んでいる。

木というのは5年や10年では成果は出ません。 今 植えた苗が大きな木に育つには100年単位の月日が必要です。 つまり、あなたが苗を植えたとしても、孫、ひ孫の代にならないと成木に育たないのです。

むろん その間の整備も大切です。 植えただけで、自然に育つわけではありません。 反対に、無作為に木を消費すれば、その代償は孫、ひ孫へのツケとなって跳ね返ってきます。

現代の私たちは便利になりすぎて、大切なことを見失いかけています。 これから先、誰にでもできるリサイクル運動をもっともっと、自分たちの手で作っていかなければなりません。 資源を大切にすることは、子孫のためにも、私たちの使命なのです。


赤沢自然休養林の動画集
こちら→「赤沢自然休養林



尚、私のブログ仲間、秘密の洗体レディさんが、この度 本ノートを出すことになりました。 6/12 にamazonから発売されています。

「おくりびと」の実態をとくとご覧あれ。 本ノートにはおもしろおかしく書かれてはいますが、実態はかなり悲惨涙ぽろりなこともあります。



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最終更新日  2009年06月30日 09時39分41秒
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