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カテゴリ:主婦ネタ
ニュージランド地震が起こってから1週間、多くの犠牲者が出ていますね。 まだ行方のわからない方も多くいます。 犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者が早く発見されますように・・・
さて、この前 私のノートPCが壊れて、かなり難儀したことを書きました。 何とか自力復旧できましたが、それまでは古いPCで、遅~い画面表示にイラついていました。 メーカーサポートとやり取りしていたのですが、いろいろ試して原因不明なので、もし 修理を依頼した場合、メーカー側はHDD(ハードディスク)交換やOS再インスト-ルをやろうという思惑。 HDD交換やOS再インスト-ルをすると、以前のデータやプログラムが全部飛んでしまいます。 つまり、工場出荷時の状態。 それに、それくらいなら自分でできます。 このノートPCは3年ちょっと前に買ったばかり。 まだ物理的に壊れる年数じゃありません。 だからソフト関係だと思っていたのですが、なにしろ原因不明。 あれこれ試行錯誤の結果、無事 2年前にリカバリーできました。 詳細を書くと、とんでもなく長くなるので、これは省略。 データやプログラムの一部は復旧不能でしたが、8割はバックアップしていましたので、何とか以前の状態に復旧できました。 今までの経験から、PCというものは、ある日 突然使用不能になることはよくあります。 できるだけこまめにバックアップしておくべきですね。 ところで、PCの寿命はどれくらいなんでしょう? これはPCに限らず、家電でも自動車でも、部品同士の相性などがあり、1年以内で不具合が出るものもあり、10数年も持つのもあります。 特に、PCのような電子部品の寄せ集めは、メカ的にはわからない不具合が出ることも多く、これはほとんどの場合 究明不可能です。 だから、メーカ修理の場合は安直に部品交換しようとする。 まず、PCの故障は、大きくわけて、 ソフトウェア的な不具合とハードウェアの故障があります。 ソフトウェア的な不具合の場合は、その不具合を直せば、もしくはリカバリーすれば、また使えるようになります。 ただ、原因不明の場合がよくあります。 ハードウェアの故障は例えば画面が映らない、変な音がして起動しない等、物理的に機械が壊れることです。 この場合 当たり外れなどがありますので、買った次の日に壊れたり、5年経っても壊れなかったり、と様々です。 すべての部品には寿命があります。 PCでは平均故障間隔が短いのは、電源やHDDです。 PC内部には様々な電子部品が使われており、それぞれ寿命が異なりますが、電源やHDDは比較的早く壊れやすいものなのです。 HDDの寿命は毎日稼動していたとして、約5年程度と言われています。 また、メモリ不足はHDDの寿命を縮めるようです メモリが少ない → HDDを仮想メモリとして使用 → HDDをたくさん使う → HDDの寿命が縮む となります。 今まで見聞きした、PCの故障するまでの年数は、ノートPCは4~5年くらい、デスクトップPCは5~7年くらい。 ただし、使用頻度や取り扱いの条件によって、かなり違います。 よって、ノートPCは5年くらい、デスクトップPCは何も部品交換をしなかったら、やはり7年くらいで買い換えるほうが良いようです。 デスクトップの場合は、少し知識と工具があれば、補修パーツを買ってきて自分で直すことも、そんなに難しくありません。 実際、私が仕事用(CAD)に使っている、最も古いデスクトップPCは15年以上になります。 もっとも、部品交換や再インストールを何度かしています。 尚、ハードディスク故障確率 というのがあります。 ● HDDのMTBF (温度 25℃時) 2.5インチHDD 30万時間程度 ATA/S-ATA HDD 40万~60万時間程度 SCSI HDD 100万時間程度 企業向け高寿命HDD 100万~140万時間程度 実際の使用温度が25℃超の場合、↑の値に対して以下の数値を掛けます 30℃:0.8 35℃:0.65 40℃:0.5 45℃:0.4 50℃:0.3 55℃:0.25 60℃:0.2 早見表 使用 MTBF(万時間) 期間 5 10 20 30 40 50 70 100 1年 16% 8% 4% 3% 2% 2% 1% 1% 2年 30% 16% 8% 6% 4% 3% 2% 2% 3年 41% 23% 12% 8% 6% 5% 4% 3% 4年 50% 30% 16% 11% 8% 7% 5% 3% 5年 58% 35% 20% 14% 10% 8% 6% 4% 8年 75% 50% 30% 21% 16% 13% 10% 7% 10年 83% 58% 35% 25% 20% 16% 12% 8% 故障確率の求め方 標準の MTBF に自分の使用環境の温度に応じた係数をかけ、自分の環境での MTBF を算出する。 早見表にあてはめ、算出した MTBF と使用期間に応じた故障確率を見つける。 例えば、 160GB の 3.5インチの ATA(IDE) のハードディスクの場合。 ATA のディスクの MTBF は40万~60万時間。 温度は35度とする。 35度の場合は 0.65 を掛けるので、40 × 0.65 = 26万時間 使い始めて3年目とすれば、20万時間と3年目の交差点を見ると、 故障確率は 12% となる。 この計算方法では、温度が上がれば上がるほど係数が小さくなって故障確率が上がります。 係数の根拠がわかりませんが、PCには冷却が重要ってことですね。 よく、ノートPCが夏場に、熱をもってDownすることがあります。 また、企業の電算室などは冷房で一定温度になるようにしていることが多くあります。 ただし、これは物理的な確率であって、使用頻度や取り扱いの条件によって、かなり違います。 データはできるだけこまめにバックアップしておきましょう。 相変わらず大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ 02/28の新着は「高速無料化」 前回は「買い物難民」 別ブログ、コメント欄は開けてますが・・・即時表示されません。 尚、こちらではレスしておりませんが、あちらではレスしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月02日 17時15分53秒
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