テーマ:旅のあれこれ(10278)
カテゴリ:タイに行きタイ!
普通に考えれば日本人がタイに入国するのは空路って言うのがほとんどだと思います。陸路で可能性があるのは、せいぜいマレーシア領からマレー鉄道を使っての入国位で、隣接するその他の国(ミャンマー・カンボジア・ラオス・中国・ベトナム)から陸路でって言うのはまず考えなくて良いでしょう。その様なルートで入国する予定の方は、バリバリのサバイバーに間違いありませんから、こんな軟弱なブログ読む必要もありません(笑)。したがって、今回のお話も「空路での入国」に限定して話を進めたいと思います。 日本のどの地域からの渡航かによって所要時間は異なりますが、日本とタイの時差は2時間です。ちなみに日本の方が2時間進んでますので、日本時間の12時はタイでは10時って言う事になります。欧米やアフリカに旅行するのに比べて時差が少ないので、旅行中の時差ボケの心配はありません。 利用する航空会社はお好きにどうぞって言いたい所ですが、もし大量のお土産を購入する予定のある方や私のようにベタとか熱帯魚を持ち帰りたいなんて考えている方は日本の航空会社をお勧めします。値段から言えば、アメリカ系の航空会社や乗り継ぎになりますがチャイナエアがお安いのですが、実はこれらの航空会社にはそれぞれ短所もあります。まず、アメリカ系の航空会社は機内持ち込みだけでなく預け荷物の場合でも液体物の搭載を極端に嫌がります。私も過去にタイではありませんが、現地で採集した貴重な魚の搭載を拒否され、泣く泣くその場で権利放棄した苦い思い出があります。また、チャイナエアは預け荷物の無料重量が22kg前後と低めの設定です。これを超過した場合、運が悪ければオーバーチャージを請求され、これを支払っちゃうと結局日本の航空会社の運賃と変わらなくなったりします。これが例えばANAの場合だと、エコノミークラスでも23kgのスーツケース2個まで、つまり56kgまで無料ですから、帰りの荷物が膨大になると予想される方はぜひとも日本の航空会社を。 それと、機内サービスに関してあれこれ御託を並べる人がいますが、所詮エコノミークラスならば文句を言う方が間違いです。ファーストクラスを利用する様な方のみがサービス云々を批評する権利があるってもんでしょう。また、いくらただだからと言って、むやみやたらとアルコール類摂取するのもやめていただきたいものです。普段お酒も満足に飲めないほどお金に不自由しているんでしょうか?別に静かに飲んでいただく分にはなんの文句もありませんが、その様な輩に限って酒癖が悪く、機内で隣の席のオッサンに絡まれたり説教されたりした事が何度もあります。もちろん、そんな場合は非常に厳しい態度で「教育的指導」を行っております。あっ、ちなみに私の場合「教育的指導」2回で、実行動に移りますのでご注意ください(笑)。えっ?どんな行動かって??・・・それはちょっとここでは(苦笑)。ただ、実際に行動を起こした後に男性の屈強なパーサーがすっとんで来たことがありますので、その辺からご想像いただければと思います。 プーケットへは日本から直行便があるのですが、基本的にタイへの渡航はバンコク入りと言う事になると思います。バンコクの国際空港スワンナブーム国際空港は、ひたすらでかいです。シンガポールのチャンギには負けるかもしれませんが、成田空港なんてここに比べたら地方のちゃちな空港レベルです。ただ、空港で働く職員の勤勉さは、日本の10分の一位な気がします。むやみやたらに広い空港に、作業効率の極端に低い職員ですから、入国業務もびっくりするほどチンタラしてます。ただでさえ短気な私などは、入国前に暴動起こしてしまいそうです。もっとも、スマートチケットと言う裏業がありまして、これを使うと非常にスムーズに入出国が終わります。本来はファーストクラスやビジネスクラスのお客様向けのサービスなんですが、エコノミークラスの利用者でもチケットさえ持っていればぜんぜん問題ありません。日本国内でも入手可能ですが、いきなり今までのチケットが問答無用で使用できなくなったりしますので、あまり大量に買い込まない方が無難でしょう。 それともう一つ裏技と言うか耳寄りな情報として、なぜかスワンナブームには入国審査の場所が2箇所ありまして、一方がメチャ混みでももう一方はガラガラって言う事が多々あります。それぞれの場所はせいぜい200m位しか離れていないので、入国審査の場所が混雑していたら、迷わずもう一方に回ってみましょう。 タイ入国に際して持込が禁止されたり制限されたりしている主な品目は、タイの法律が変わっていなければ(これが前触れなくよく変わるんだな)以下の通りです。 ・タバコ200本まで ・酒1リットルまで ・一部の食品類 ・エロ写真 特に最近タバコの持ち込み量のチェックが厳しくなっており、うっかり制限数を越えて持ち込もうとして発覚すると法外な罰金を要求されますからご注意を。それと、なぜかエロ写真の持ち込みもご法度です。確か以前、日本国内ではその辺で販売されている週刊誌の綴じ込み写真で引っかかったおっちゃんがいたと思いますが、不運としか言いようがありません。余程前世で悪い行いでもしたと思われます。我々日本人のイメージでは性風俗産業の盛んなお国柄なのにね~。あっ、それから当然の事ですが麻薬とか覚醒剤も厳罰です。また、以前のドンムアン空港時代は、別に持ち込み御禁制ではないのに荷物に難癖をつけられることがありました。これは要するに空港職員がお小遣い稼ぎって言う訳で、いくらか袖の下頂戴って事です。でも、スワンナブーム空港になってからは、少なくとも私はこの様ないやな思いをしたことはありません。 パスポートの有効残存期間は6ヶ月以上となっておりますので、念のためご確認ください。それと、30日以内の観光目的の入国であればビザは必要ありません。また、どうでもいい些細な事ですが、タイ入国の際に記入する入国申請書類で、タイ国内での滞在場所を書く欄がありますが、例えホテルをまだ決めていなくてもホテル名記入しておいた方が入国審査がスムーズです。タイ国内のホテル名なんて知らん!と言う方も、別に後からチェックなんてありませんから架空のホテル名でも記入しておく事をお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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