2008年プラカット総括vol.08 レッド・ドラゴン・マルチ
さて、延々と紹介して来たドラゴン系ですが、個人的に一番興味深かった個体と言えば実は今日のこの1尾!以前もブログに登場した事があるのですが、品種名は・・・うーんなんて表現すべきなんでしょう?まぁ、レッド・ドラゴンベースである事だけは確かなんですが、他の元親はよく判りません。 いずれにしても、この個体をバンコクで見つけた時はなんだか得体の知れない(苦笑)表現に非常に感銘を受けて、大感激でゲットしたのを憶えています。この個体を作出したブリーダーはレッド・ドラゴンを数多く生産していましたが、この個体はそんな中でたった1尾だけ見つかりました。ブリーダー自身も、なんでこう言った表現形の個体がいるのかサッパリ判らないらしく(笑)首をひねっていました。 しかしながら、個人的な主観と市場の反応は必ずしも一致を見ない好例の一つで、逸品堂で実に3ヶ月の長きに渡って買い手が現れず(涙)販売適齢期?を過ぎた為、最終的には我が家で一生を終えました。決してこの個体自体が美しいとは思いませんが、何か物凄いポテンシャルを秘めている様な気がしたんだけどなぁ~(笑)。 バンコクでの買い付けの際にはかなり自重して、個人の趣味的な部分を出さずに我が国での市場傾向なんかを考慮しているつもりなんですけどね。やはりたまに悪い意味での趣味人の部分が顔を出すようで、こう言った見込み違いは実の所結構あります。でも、個人的には今でも結構気になる個体なんだけどな~・・・。残念ながら、それ以降一度もこの表現形の個体を見かけた事はありません。