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テーマ:お金のハナシ(2521)
カテゴリ:貸金業規制法、消費者法
先日、お金を使うこと(貯めること、借りること)全般について、学校教育などで教育が必要だよ、という記事を書きました。
(「銀行も貸金業者も違いがなく」参照) 最近見ていたら、けっこう、高校とか小学校とか、金銭教育をしている例もあるんですね。 授業というより、出張講座という感じのようですが。 「ストップ!!多重債務:/上 小学生から身に着けたい、お金に対する判断基準」(毎日新聞 2006年5月18日 東京朝刊) 「ストップ!!多重債務:/中 社会に出る前の若者に、『お金の大事さ』など重点講義」(毎日新聞 2006年5月19日 東京朝刊) 「ストップ!!多重債務:/下 サポート生協、誕生 共同購入の組合員、救おう」(毎日新聞 2006年5月20日 東京朝刊) たとえば、 上記毎日新聞5/18より 「◇本当に必要な物か--冷静に考える習慣が生活守る 『ねえねえ、お母さん。ぼく、携帯が欲しい!』。小学生が同級生の携帯電話をうらやましがり、父母にねだるストーリーの朗読劇の一場面。」 「父親役の男子は『ばってん悪い遊びとか覚えたらなあ……』、母親役は『うちの子だけ持っとらんと仲間はずれにされるかもしれんし……』と続けた。」 「劇が終わると、徳村さんは参加者全員に、台本を配り、自分がおかしいと思った部分に傍線を引くように指導した。母親は全員が『仲間はずれにされるかも』の部分に傍線を引いた。しかし、子どもたちが傍線を引いた個所はばらばらだった。徳村さんは『君たちは携帯電話が必要かどうか、一人一人違ったモノサシを持っているんだ』と語りかけた。」 「『『携帯が絶対に必要』と自信を持って言える人は、その理由を話して下さい』と問いかけるが、子どもたちは黙り込み、答えることができない。『携帯がどういうものか分からないから答えられないんだ』と言い、参加者と欲しい理由や、便利な点、どのくらいの金が必要なのかについて話し合いを始めた。」 親として、お金に関することを子どもに教える場面は多いですが、なかなかちゃんと教えるのは難しい。 私も反省すべき点は多いような気がします。 上記5/18毎日新聞の最後に、NPO法人「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」や「金融広報中央委員会」(日本銀行内)が、金銭教育の公開講座やテキストを発行していることが紹介されていました。 無料で配布、と書いてあったので、もらおうかな~と思って「金融広報中央委員会」のサイトを閲覧。 すると、冊子も希望すればもらえるし、内容はだいたいホームページ上で見れました。 「生活設計のすすめ」「家計クリニック」「こどもとお金」「学校における金銭教育」「金銭に関する消費者教育」などなど、刊行物だけではなく、ページの内容も充実しています。 おもしろいです。 こういうのが、もっと情報的に広まればいいのになあ。。。 でも考えてみたら、「金融広報中央委員会」ではなく、「知るぽると」であれば、なんとなくどっかで聞いたような気が・・・。 あ! 電車の広告かあー 最近、電車内の広告で、お金に関するQ&Aとかが書かれたこの「知るぽると」の広告、見たことある気がする。 一応、広報活動してるのですね。知らなかった。 かなりおもしろいので、みなさんもぜひ!上記リンクへ見に行ってみてくださいね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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