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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:ミリタリー関係
私がまだ20代だった頃に「塀の中のアメリカ」(タイトルがちょっと怪しい・・・)という感じのタイトルの本をたまたま新聞の広告で見つけた。
アマゾンや楽天でも探したのだけど見つけられなかった・・・・ この本は私がまだ旦那と出会う大分前で、直接米兵の人と係わりのない頃でした。 唯一、19の時にお世話になったホストマザーが空軍勤務で、時々日本に来ることがあってベースに遊びに行くことがあったくらいかな。 タイトルから分かる通り、日本にある基地についての話でした。 絵や写真付きで基地内の設備や仕事のチャンス、米兵と付き合う若い女の子、基地内の大学の話、米兵と結婚した人、基地の周りに集まる飛行機マニア等のが書かれていました。 ご存知の通り、基地内にはお買い物する所やジムや教会、映画館、ミリタリーの家族の為の住む場所など色々あります。 私の夫もミリタリーですが、基地内に住んだことはありませんでした。 何故かと言うと、旦那がミリタリーに囲まれて暮らしたくないって理由から。 要は社宅に住んでる感覚に近いのかもしれませんね。 興味を持ったのは大学に行けるって話しでした。 結局、実行することは無かったけど、国内に居ながらアメリカの大学に行くチャンスがあるなんて良いなって思ったんです。 それ以外に米兵と遊ぶ女の子の話も印象的でした。 そういう人も居るんだぁと別世界のお話だった。 でも、数年後には米兵と付き合ってた私だった・・・ 元々基地のある地域に済んでなかったので、知らない事が沢山で興味深い本でした。 中でも印象に残っていたのは軍人と結婚して数十年という日本人女性が「米兵と結婚して続けていくにはアメリカ人女性以上に強くないと行けない」っていう言葉でした。 その時は、漠然とアメリカのキャリアウーマンみたいのに憧れがあって、私もアメリカ人以上に強い女性になれたら凄いなぁなんて思っていたのでした。 そうして、数年後には実際に米兵と結婚して渡米することとなった私でした。 この女性の一言は確かにあるなとは思いますね。 だって、普通の夫婦と違って離れていることも多く、自分で何でもしなくては行けないし、人によってはシングルマザーの様な生活を強いられますよね。 それも母国を離れて、英語もきちんと話せなければ辛いと思う。 幸い、私の旦那はこっちへ来てから長期出張することがまだ無く、(日本に居たときはあった)私はそんなに大変な思いをしていないのかもしれない。 来年には半年以上居なくなることもあるけど、それにも対応する術も過去6年のミリタリーワイフとしての生活で準備も出来てるかなと思える。 ちょっと不思議な本との出合いだった気がする。 それにしてもこの本ネットで見つけられないのよね。 タイトルが微妙に違うんだとは思うんだけど。 読んだ後は、米兵と付き合ってる友達が読みたいと言うのであげたままになっている。 取っておけば良かったなって、今ではちょっと思う。 1クリックお願いします★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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