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カテゴリ:『ぐるっとパス』
今回は、『東京富士美術館』で開催中の『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』をご紹介していきたいと思います。
こちらの展示は 写真撮影スポットがあらかじめ用意されていたり、インスタやティックトックなどから配信(拡散希望)している展示会でした。 ほとんどの作品が写真撮影可能なんです。 だからお気に入りの絵画をUPして、ジャンジャン配信して欲しいみたいでした。会場にはfreeWi-Fiもあるしね♪ そして、解説もタダで聞けちゃいます!ぜひイヤホンなど持って行くことをお勧めします(普通だと、解説を聞くのは有料になっていたりします)!! 今回は、わたしの気に入った作品を中心に 70点近くある展示の中から、いくつかをご紹介していきたいと思っています。 「伝統への挑戦」と云うブースから始まっています。 1980年代半ばくらいの時代の作品から、コンスタン・トロワイヨンの“りんご狩り、ノルマンディー”って云う作品です。 その当時の田舎の風景がとってもイキイキと描かれていて、描写も繊細な作品です。 次にご紹介するのは「パリと印象派の画家たち」のブースから カミーユ・ピサロの“ディエップの船渠デュケーヌとペリニー、曇り”です。 最初の作品と比べて、ふんわりとした柔らかいタッチっで実写的な感じからちょっと幻想的な雰囲気の作品になっているような? 印象派の画家、クロード・モネやポール・セザンヌ、ピエール=オーギュスト・ルノワールなどの作品が展示してありました。 モネの“睡蓮”は いろいろな美術館で見ることが出来ますが、果たしてこの“睡蓮”は何作目なんでしょうかねぇ~?? ウスター美術館所蔵の1908年の作品だそうです。 こちらも、今回の展示で推している チャイルド・ハッサムの“花摘み、フランス式庭園にて”と云う1888年の作品です。 アメリカの印象派の画家さんなんだそうですよ。 さらに次のブース「国際的な広がり」から ジェームズ・マクニール・ホイッスラーの“「バラ色と銀:磁器の国の姫君」のための習作”です。 彼は、アメリカ出身ですが創作の拠点をロンドンに置いて、浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を画した独自の絵画世界を展開した方なんだそうです。 続いてわたしがいいなぁって感じた作品が ジョン・シンガー・サージェントの“キャサリン・チェイス・ブラッド”です。 個人的に肖像画を依頼された作品らしいのですが、背景のアジサイの花と女性の服装から雰囲気までもが、凛として結構好きかも。 そして、こちらは日本人の久米桂一郎って云う作家さんの “林檎拾い”です。 1892年(明治25年)フランス、ブルターニュに行った時の作品らしいです。 他にも日本の西洋画家さんの作品も 奥が斉藤豊作の“風景”で、手前が太田喜二郎の“風景”で、ともに明治後半に描かれた作品だそうです。 日本でも西洋の油絵(油彩)の印象派がメジャー?ポピュラー??一般的???になって来たのかしら。 わりと線な感じだったから点で表現するような作品はこの頃からなのでしょうか? 最後にご紹介するのは「まだ見ぬ景色を求めて」 のブースから、ポール・シニャックの“ゴルフ・ジュアン”です。 ってか、色彩的には浮世絵的じゃない?! 美術の世界でも様々なところから影響しあって、新しい視点で描かれていくのもとっても面白い世界なのかも知れませんよねぇ~。 また、面白そうな展示があれば見に行きたいと思いました。 詳しくはこちら → 東京富士美術館 HP あしたは・・・なんだか、八王子辺りに行くと食べたくなる、あの“ラーメン”を今回もいただいてきました。今回はどこのお店に行ってきたのか?!お楽しみにぃ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.12 20:00:09
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