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カテゴリ:チュクルジュマ界隈のこと、または猫ばなし
【8月18日・火曜日】 7月は比較的涼しい日が多かったので、ラマザンで断食する人々も、今年は去年より少し楽だった、と話していたのだが、バイラムも終わった7月下旬から8月にかけて、日本でも群馬県館林で40℃を越える暑さを記録したように、トルコでも記録的な暑さが続いた。 夏でも毛皮を脱ぐことの出来ない動物達にとっても大変なことだろう。うちでも8匹の猫達がいるので、今年は非常に抜け毛も激しく、2日続けて掃除が出来ないと、西部劇映画でテキサスやアリゾナ平原に枯れ草が球形になってフワフワ転がって行くように、主としてオグリの白い毛が塊になって無数にサロンに転がっているのだ。 最近ミディエは朝、外に出してやっているのだが、家の中にしかいられない猫達が涼を取るのに一番好む場所は、東の台所の窓から入った風が、風呂場前の廊下からサロンに入り、私のパソコン机の後ろを通って、西側のベランダの開いたドアから出て行く時に、ぶつかって、家の中で一番冷たい壁のある場所である。 ここにはたいがいどれか猫が来てザリガニ・スタイルで寝ている。壁や床が日も当たらないし、風が吹き抜けて冷やして行くので気持ちがいいのだろう。 私はそこで寝ている猫がいる限り、掃除機を使って逃げ惑わせるのは可哀想なので、家の中はなかなかきれいにならないのである。(と、掃除が出来ないのを猫のせいにする) ザリガニ・スタイルの猫達 まずは毛を散らかす主犯格、オグリ。ここにいるときはおとなしい。 オグリとは天敵同士の間柄、オグリがいなくなるとやって来ます。 キウイ姐さん。滅多に来ませんが、たまにはご機嫌で長時間滞在します。 あっち向いてほい、こっち向いてほい、と輾転反側、ご機嫌なのかしら。 アルスは高いところが好きなので、滅多に来ません。貴重な1枚。 水が漏らなくなった洗面台、居心地がいいことこの上なし。母が困る。 本当はマヤちゃんもあそこで寝たい。でもアルスがいるので西日が当たるけどここで。 タンブルも見つけました。ここが一番涼しいよ、鉄の扉だからねえ。 なお、ミディエ姐さんはこの夏、毎日のようにお出かけ出来るし、タマオはもともと興味がないのか、ザリガニ・スタイルをしているのを見たことがありません。彼はやっぱりお母さんの近くにいたいらしい。 袖机も鉄製だしさァ、お母さんのこと大好きだからここにいるの。 お~っほっほっほ、ここまでおいで、ほいほい。庭で悠々涼を取るミディエ姐さん。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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