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カテゴリ:食べ物シリーズ
【8月25日・火曜日】 今朝がたは3時過ぎに寝たので、6時半に普通に起きたものの、午後3時頃やっぱり眠たくなって30分だけ横になるつもりが、鳴った目覚ましにも気付かないほど熟睡してしまい、4時過ぎに目覚めた。 本当は午後からもう掃除をして、夜7時、友人3人が集まる時刻には料理が出来ているはずだったが、いつものように掃除が終わりきらないうちにみんなが集まり、結局8時を大きく回る頃テーブルをセットし、やっと晩餐になったのだった。 晩餐会と言うほど豪華メニューが並んだわけではなく、メインディッシュは朝から下味をつけておいたチキンのモモ肉。 まず最初に、卯の花を山のように煮て、美保子さんに手伝って貰って、ほうれん草を洗って炒めやすく切り揃えておいて貰った。軸の部分は、緑の色どりにおからの煮物にも入れた。 大どんぶりに卯の花を全部空けて、中華鍋を洗い今度はチキンをソテーにするために火にかけて乾かし、油を敷いてモモ肉4枚をいっぺんに焼いてしまった。そのときに美保子さんがほうれん草を炒めてくれた。 それぞれの飲み物の入ったグラスを持ち、3月以来5カ月ぶりに全員集合した顔ぶれ とても美味しいとみんな喜んで食べてくれました。 チキンのモモは焼き方一つで豪華なメイン・ディッシュです。 美保子さんとは十何年前からのブログ友達。 ビールは美由紀さんと私、美保子さんと美樹さんはジュースで乾杯。美由紀さんが私達4人のことを、全員名前に美の字がつくところから「ミー・チーム」と名付けてくれたのがもう、去年の秋のことである。 美由紀さんが「ああ、嬉しい。緑色のほうれん草を食べたのは久しぶりです」と言ったことから大爆笑、トルコではほうれん草にしろ、パズという葉物の煮たものにしろ、くたくたに煮たり炒めたりしてしまうので、こげ茶色とか黒くなっているのが普通で、ほうれん草が緑色に調理されることはまず、ない。 本当は先日ワカメを沢山いただいたのでキュウリの酢の物だの、味噌汁か澄まし汁も作って出すつもりだったのだが、なにしろ昼寝をしてしまったのがたたり、品数が減ってしまった。 それでもお喋りしながらとても楽しいひとときを過ごすことが出来た。 今日は実を言うと、私がいつまでも本来のやるべき仕事に戻れないでいるのを、きっぱりと気持ちを切り替えて早くメヴラーナの翻訳に戻るようにと、私を鼓舞し戒めるために、みんなが集まってくれたのである。 10時美保子さんが台所に立ち、みんなの運ぶ皿小鉢をきびきびと手早く洗ってくれたので、後片付けはすぐに終わり、ほんとうはお茶かコーヒーでも出してもっとゆっくりしてほしかったが、美樹さんはアジア側に帰ることでもあり、お茶は次回に回すことになった。 今日の晩餐会で互いにささやかなプレゼント交換をしたので、それらを忘れないように持ち、私からは卯の花の煮ものを明日の朝のおかずに分けて手渡し、嫁に出した3人の娘が帰って行くのを見送るように、手を振って別れたのだった。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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