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カテゴリ:イスタンブール日々新たなり
【8月31日・月曜日】 何ヵ月も困っていた冷蔵庫問題、ブログを読んで、伊久子さんが買って来てくれたので、早速29日から使っている。これで、私が開けた時に外したバンドを閉め忘れさえしなければ、問題は起こらない筈。それでもついトラウマ状態の私は、ペットボトルもいちいちあてがっておく癖がついている。 冷蔵庫の開放防止バンド なかなか使えます。 先月、7月25日に2軒のとある店を訪ねる取材の仕事があったが、その時の、私の書いたレポートをもとに、編集の人が書いた本文の校正のほか、15枚前後の写真にキャプションを入れる作業をして、昼少し前にクライアントに送ったので、やっと一安心出来ることになった。 昨日30日は、トルコの4年間の血みどろな独立戦争にピリオドを打つ、戦勝記念日。去年は、ソマ炭鉱のガス爆発で302名の命が失われたことで国が3日間喪に服したことでもあり、華々しいパレードなどは自粛になったが、今年はアンカラで93回目の戦勝記念日を華々しく祝う式典があった。 メフテル軍楽隊の皆さんはアンカラで式典に参加しているので、Facebookでやり取りしている隊員の皆さんに、朝のうち「戦勝記念日おめでとう」のメッセージを入れておいたら、それぞれの人から返事が届き、31日にもう一つハルプ・オクル(軍事大学)の卒業式に出た後、イスタンブールに帰還するとのことだった。 留守番居残り組のメティン曹長にも同じメッセージを送ったら、休みで自宅にいたようで、すぐに返事が来て、しばらくチャットしていたら、あちらはスマホなのでチャージが切れてしまったらしい。電話で「さようなら、また2日の日に会いましょう」と最後の挨拶をしてチャットを終わらせた。 FB友達の若い人からたくさんチャットが来るので、いちいち返事を書くのが大変な時もある。トルコ語のフォントは、正規のキーボードにはないので、英文アルファベットと違い、ちゃっちゃっちゃ、とは打てないから指に無理が行くのである。 72歳にもなって、3~4本のスレッドを立てて交互にチャットなんぞしているのは非常に重労働に属するような気がするけど、メティン曹長からは「兵隊の位」などを教わっているし、まるい顔のマークで口髭を生やしているのを、デニズさんに見立てて「弟は今、アンカラだ」などと書いてくるので面白い。 伊久子さんは、昨日ディヴリーで歩いている時に道の穴ぼこに足を取られ、転んでしまったそうな。顔にちょっと打撲傷らしいのがあって、夕べは少し痛んだが、幸い大したことはなくて、今日は午前中シワスの街の中心部にある建物を、カディルさんに案内して貰い、午後は女子職員が2名付いて、車であちこち見せて貰ったとのこと。 カディルさんがシワスでいかに有名で偉い人なのか、分かってびっくりです、と言っていた。 そして私がこれを書いている今、彼女はカイセリ行きのバスの中である。 というわけで、とうとう8月も終わることになった。さびしい。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月01日 15時52分37秒
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