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カテゴリ:イスタンブールで人と会う
【9月1日・火曜日】 この一つ前のブログに「というわけで、とうとう8月も終わることになった。」と書いたのに、そのあと、飲み会に誘われ、帰りはもう、9月1日に食い込む朝帰り。 それでも久々に猫の餌をやったあとで飲みに行く、という、いわば夜遊びをしてきたので、あまり酔わない体質ながら、体中の節々が痛くなり、何しろ、日曜日にはチャットがあとあと入ってきてしまい、肩が凝るほどずっとキーボードを打ちっぱなしだったし、その疲れがアルコールで噴き出したに違いない。帰る早々に寝てしまった。 ことの起こりは、6月28日に人物ルポルタージュのためイスタンブールに見えたロミット・ダスグプタさんからの飲み会お誘い電話。 先週前もってFacebookでお知らせがあり、イスタンブールに1週間か10日ほど、学会のセミナーがあるとのこと。そのときに、日曜日あたりご連絡します、とのことで、一応、いつ連絡があっても対応できる準備はあった。 小林正貴さんやエルデム・エルズルムさんと飲んでいます、とのことで、私も猫の餌やらパソコンでやりかけのことを済ませ、みんなのいると言う、ベシクタシュに出かけて行った。小林さんが海洋博物館の前まで迎えに出てくれたので、ロミットさんのいるワイン・ハウスまで歩いた。 着いてみると、ロミットさんのほかに学会関係の人なのか、5人ほどオーストラリアから来られた皆さんがいて、それは賑やかに飲んだり歓談していてびっくり。 こんなに大勢の皆さんとの飲み会、久々のことです~。 楽しく盛り上がっている飲み会。ベシクタシュにいます。 しばらくぶりだったので、ロミットさんの前の席に座ってワインで乾杯した後、隣の皆さんと少し話して、そのあと、小林さんやエルデムさんのそばに移った。 ロミットさんもそのあと移って来て、ビール、ワイン、またビールとだいぶ気炎が上がっていて、それは賑やかだったが、やがて10時半を回り、アジア側に帰る小林さんとエルデムさん、オーストラリアのメンバーの3人が帰ることになり、清算してそこを出た。 小林さんが私の分を払ってくれたので有難くご馳走になり、近日中にまたエルデムさんと3人で会おうね、と約束した。 ロミットさんはラクの飲める店を探して二次会をするつもりらしいので、小林さん達と別れ、タキシム広場まで4人でタクシーに乗り、私の一番お勧めの安くて安全なトゥルンジュ・パンパンに入った。 ロミットさんが紹介してくれた同席の男女はベルカイさんとディラ-さん。共にオーストラリア在住のトルコ人同士だそうだ。 ロミットさんもトルコ語が達者だが、その3人の間では機関銃のように英語が飛び交うのでビビってしまった。 この店の経営者スッルおじさんの3人息子の末弟オカンは大学生の頃からの知り合いで、20年もの歳月が経っても気は若々しいままで、店の前で私を見かけるとすぐさま立って両手を合わせてお辞儀をするのだが、それはまるでタイの民族舞踊のようなひじを張った大げさな手の合わせ方なので、いつも笑わせられてしまう。 末っ子オカン。20年前は目の覚めるような美青年でした。 ラクをグラスに1杯ずつ飲み、大どんぶりに山盛りのポップコーンをお代わりして貰いながら二次会は賑やかに進行した。やがて午前1時を回ってしまった上に、明日は午後から学会があると言うのに、ロミットさんがたいそうご機嫌でやや千鳥足。 みんなでアルマン方式(ドイツ人式=割り勘)、一人15リラずつ。ほら、この辺とは思えないお値段。国民的パブという感じの店である。 私もさすがにこのところ寝不足だったので、オカンにタクシーを拾って貰い、みんなと別れて家に戻った。よくまあ、体力が続くものだと感心するが、滅多にない機会なのでとことん付き合ってよかったと満足している。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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