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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

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2015年09月24日
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【9月24日・木曜日】


 おととしのクルバン・バイラムまでは、裏庭に繋がれた牛達の切ない鳴き声に悩まされたものだが、去年の秋は裏庭がカフェになるとのことでもう塀で囲まれ、庭園として工事がなされていたので、近所の人達が共同で購入したクルバンルック(いけにえ)を、裏庭で首を掻き切り、解体すると言うこともなくなった。

 カフェはどういうわけかいまだに開業の許可が下りないらしく、庭としての工事も完成しないままである。それでも浮浪者が入ってくることもなくなり、ものすごいゴミ捨て場のようだった餌場もカプジュが片付けてきれいになり、まずはめでたい、と言えよう。残るは無頼苦ウスタと私が秘かに名付けているブラック・ウスタの、ビルの脇のコリドール(通路)を占拠しているガラクタをかたづけさせることだ。

esaba  
猫達の餌場である裏庭の通路、カプジュが自分の家の薪置き場に
していて汚れ放題でしたが、これを改善させ、きれいになりました。

esaba2  
餌場になっている通路の手前部分。ここに歩けないほどゴミと
建築廃材などが積み上げられていたのですが、この状態をぜひ
維持して行きたいものです。私も猫の餌場を時々掃除します。

koridor 
アパルトマンわきの通路はこの通りいまだにブラック・ウスタの
古材が無秩序に積み上げられ通路は半分以下に狭められています。
地面だけは掃除済み。向こうに見えるのがチュクルジュマ通り。



 さて、去年の8月からほぼ14ヵ月(うち2ヵ月は映画の現場通訳に従事)に渡るトルコ郷土料理研究の取材の旅を終えて、今月の25日に完全帰国を決めた岡崎さん夫妻が、イスタンブールに戻って来て、22日(火曜日)に「いろいろお世話になりました」と、私を昼食に招待してくれたので、優曇也さんでお昼をご馳走になった。

 そのお返しに最後の夕食を私が2人に振る舞うつもりで、バイラム初日の今日、7時頃待ち合わせてウムット・オジャックバシュに行った。

 思えばかなり以前から、岡崎さんがトルコに来た、日本に帰る、と言うたびに歓迎会や地方に出るときの壮行会、日本に帰る時の送別会をこのウムット・オジャックバシュでやってきたので、やはり今回も一番ふさわしい店がここだった。365日年中無休なのでバイラムでも開いている。

meze ciger
前菜もいつも決まった品々、レバーの串焼きもとても美味しい。

kanat patilcan  
カナット(鶏の手羽先、手羽元)、パトゥルジャン・ケバブ(なすのケバブ)
 


 岡崎さんの研究成果と言えば、今年の初め頃から、シリアとの国境付近があいにく極めてきな臭いことになり、不穏な事件ばかりが続くので、その近辺の地域には近づけなくなり、無念にも全土81県踏破はならなかったが、ほぼ満足の行く内容が集まったので、帰国後は1冊にまとめるために写真を選び、解説の文章を書くなど、重大な作業が残っているのでそれに専念するようだ。

 これも一朝一夕で出来ることではないので、大変だとは思うが、ここまでやって来たのだから目標達成のため頑張って、いい本が仕上がるようにトルコからも彼の成功を念じていたい。

 1時間半ほど夕食と歓談で過ごしたあと、広場の方に行く岡崎夫妻と別れた。東欧の国を回って帰るので、明日の朝は少し早く出発すると言う。

 さようなら、また会う日まで元気でね。

okazaki cifte  
手を振って別れました。今度はいつトルコに来ることでしょうか。


 私の方は、イスティクラール通りを少し奥に進んで、ドンドゥルマ(アイスクリーム)の老舗「MADO」に向かった。9月の初めころトルコ入りしたアッ君と、久々の再会を約束していたので、今日は岡崎夫妻と別れた後、第二試合があったのである。

 私は大混雑のイスティクラール通りを急いで歩いた。

 アッ君が、泊まっているホテルの息子ジャン君とMADOで夕食を食べているところに私は到着したのだった。私もアイスクリームを溶かしたような飲み物と、カザンディビ(鍋の底)というスイーツを頼んだ。

 さっき夕食を食べたばかりですぐにまた甘いものを食べるのはトルコでは当たり前のことである。日本にいた頃は、食事のあと1~2時間しないと甘いものを食べる気にはならなかったのに、郷に入っては郷に従え、ですかね。

 アッ君は私にお土産として缶詰やうどん・そば類、煎餅などをたくさん持って来てくれたので、ジャン君に車で乗せて来て貰ったのだそうで、MADOでは3~40分いただけで、私がシワスへの出張から帰ったら今度はゆっくり2人で会おうと約束して、甘いものも彼の支払いでご馳走になり、みんなで駐車場まで歩きわが家の前まで送って貰った。

 そして別れ際、車のトランクからずっしりと重い大きな袋を・・・アッ君、いつも本当にありがとう、また友達とも分け合って楽しみにいただきますね。感謝しています!






   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




猫猫「チュクルジュマ猫会」猫猫




海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店

ピンクハート青ハート  アントニーナ・アウグスタ  緑ハート黄ハート














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Last updated  2015年09月29日 20時02分53秒
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