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カテゴリ:イスタンブール日々新たなり
【12月2日・土曜日】 去年とか、おととしのブログを読み返してみると、10月5日とか10月8日あたりに初めて暖房を焚いた、などと書いてあるのだが、3年前くらいだったか、11月5日あたりに暖房を焚いたと言う記事も見える。 それが今年はどうしたことか、11月30日になっても暖房を焚かずとも寒さに困ることはなかったのである。12月1日、2日とまだ大丈夫そうだったが、さすがに夜中にパソコンなどでメールの返事を書いたりするにはやはり寒い、つまり、夜中になると上下の階の家族も寝てしまい、暖房を切ってしまったのだろうと思いあたった。 仕方がないので真夜中の部屋で震えていても仕方ないので、午前零時を過ぎ、12月2日と言う日が始まったあと、ようやくコンビ・マキネシ(瞬間湯沸かし器)のスイッチを入れて見たのだった。ほどなく部屋全体が温まり始めた。 この夏の終わりにガス代にも値上げがあったらしいので、夏場よりもどうしても諸経費が高くなるのだが、まあ、それは最低の必要経費だから仕方ない。 部屋もすっかり暖まり、この黄色いジャバラの上はどういうわけか、 と~っても暖かいのよねえ、と幸せを一人占めするマヤちゃんです。 猫達も恩恵をこうむってぬくぬくと蛇腹の暖房器具の上に乗ったり、前に置かれた腰かけの上に丸まっていたりする。このところ、マヤちゃんが日ごろアルスにいじめられ、シェビィには発情期で追いかけられ、息の抜けない日々だったので、ここが安息の場になればと思っている。 しかし、ほんとうは暖房費がかからなくて1ヵ月以上も節約になった、ありがたや、などと思っていてはいけないのだ、地球温暖化のゆゆしき一大事がこうして目に見える形ではっきりと表れてきている、ということなのだ。 どうしてもっと危機感が持てないでいるのだろう、自分も含めて人類は、とこの喜べない現象を憂えなければいけないのである。 折から、本日よりパリで「COP21 第21回世界気候変動会議」が開催され、多数の国々の国家元首達がパリに集結している。これから本当にどうなって行くのかが不安の種である。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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