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カテゴリ:イスタンブール日々新たなり
【4月29日・金曜日】 昨日、というか、今日というか、真夜中の1時20分発の飛行機で日本に帰る盆栽理事さんを空港まで見送り、まだ11時前なので自分は荷物もないのにタクシーで帰るわけにはいかず、階下の到着ロビーに下りてタキシム広場行きのハヴァタシュ(シャトルバス。近頃、ハヴァビュスと名前が変わったらしく、車体の塗り替えを徐々に進めているようだ。 ハヴァビュスの職員アブデュルアフマン君がいるかどうか、と楽しみにしていたのだが、ちょうど11時発のバスの前に立っていて私に気がついた。運転手さんも巻き込んで3人ハグをして大騒ぎしながら乗り込んだ。 料金徴収係のお兄さんが来たので、20リラ札を出すと「チ」と舌打ちしながら顎を上に向けた。これは怒ったりへそを曲げているわけではなく、「要らないよ」という合図。要するに否定形の顔文字なのである。 7~8年前に知り合ったとき、まだ頼りないへなちょこ社員だったアブデュルアフマンさんも、いまやエリフちゃんのパパともなったし、出発係の責任者なのだそうだ。 家に戻っても真夜中なので掃除は出来ない。うちの中はでんぐり返っているので、伊久子さんには、6時半にハヴァタシュの降車場まで迎えに行くからそこで待っていて、とメッセージを打ち、とにかく寝てしまった。 もう、そのままシャワーも浴びずに寝てしまったので、朝5時前に起きて風呂に入り、伊久子さんはメッセージを読んだかな、と思いながら髪の毛をタオルで拭いていたらピンポーン、とチャイムが鳴った。 しまった、こんなところを見られては困るけど、もう逃げ場もないので仕方なドアを開けた。 つづく アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年05月29日 20時00分45秒
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