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カテゴリ:日本を思う/日本にいる人々を思う
【8月13日・土曜日】 今年最初の枝豆を千香子さんが届けてくれた。すぐさま猫達が集まってくる。テーブルの上に新聞紙を敷いて、株ごと載せて豆をもいでいくことになった。 千香子さんは植木鋏を持って来ていたが、私は子供の頃祖母の家で、7~8月の出荷の頃はよく手伝いをしていたので、素手でもぎ取るのは平気だった。 まずは一株分を半分に切って千香子さんと私とでもぎ取り、味見のために軽く塩で茹で、冷めるのを待って味わってみると。 う~~ん、贅沢だぁ! さああ、実をもいで茹でることにしましょう! 今日は、タンブルが一番乗り。 オグリは肉や魚の匂いがしないので、寝ている場所から起きようともしません。 まだ温かさの残る茹でたての枝豆をもぐもぐ食べる。 オグリはやっぱり、動物性蛋白質がないと興味薄です。 今年、日本レストランで何度か食べてはいるものの、こうして今、枝からもぎ取ったばかりのものを茹でて食べると言うのは、やはり格別な味がする。 日曜日に私は人と会うので、この珍しいものを土産にしたいと思い、10時頃千香子さんとタクタキ坂の上で待ち合わせ、まくわうりを10個と、枝豆をもう一把届けて貰った。 猫達は枝豆の実をもぎとる私のそばにいて、枝や葉に鼻や頬をこすりつけ、なんとも気持ちよさそうである。そこで、ちょっと散らかされるが、実をもぎ取ったあとの株を残してテーブルの上に広げてやった。 猫達は本当に嬉しそう。喧嘩も何もせず、枝豆の株に集まっています。 左からキウイ、タマオ、アルスの3匹がお昼寝しています。ゴソゴソしないのかなあ。 よくよくこの枝豆のごそごそ座布団が気に入ったのか、猫達は変わり番こにやって来てその上でゴロチャラするので、そのうちにすっかりテーブルの下に落ちてしまった。 いつ掃除が出来るか分からない時に、まあ、猫が喜んでいるのだから、部屋がいくら散らかっても、しばらくは遊ばせてやろうではないか、と私はすでに、ものわかりのいいお母さんに徹することにしている。 アントニーナ・アウグスタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年08月26日 19時16分15秒
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