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カテゴリ:イスタンブール日々新たなり
【1月6日・金曜日】 昨年12月16日と20日に左下顎の臼歯の治療に行ったあと、歯科医の先生がひどい風邪を引いたので30日に延期になり、その日がまたウスキュダルが大停電で、治療が出来ないからと延期され、やっとその歯の継続治療に行ったところ、急速に症状悪化が認められるとのことで、今日は右下顎のもと臼歯で、歯根だけが残っていたのを抜いたのだった。 大酒飲みでもないのに麻酔の効きが悪く、普通の人が1本の注射で済むところを私は3本の麻酔を打ってやっと痺れて削ったり抜いたり出来る状態になる。それでも痛みをはっきり感じて飛び上がるほど。 やっと抜いて貰い、脱脂綿で抑えてある口の右奥が赤黒く染まっているのを気にしながら薬局で指定の鎮痛剤を買い、船着き場の近くの大きなスーパーマーケットで、駄菓子やチョコレートなどを買って帰りの船に乗ったが、エミニョニュに着くころはかなり雨脚が強くなっていた。 ウスキュダルの船着場から帰りの船に乗る前に、ミフリマー・ジャーミイ。 かなり雨が強まってきました。これから雪に変わることもありそうです。 ボスポラス海峡の市営連絡船はヴァプル(蒸気船)と限られていたのに、 この船が就航するようになって、バランスが悪く左右に揺れる率が高い。 ボアズケセン通りは長い坂なのだが緩やかで、片側が全部駐車場状態であるのと、道路が穴ぼこだらけなのを除けば、まあそうそう悪い道ではない、とも言えないな、18年前に引っ越してきた頃とあまり変わっていないし。 家に帰ってまだ右の歯を抜いた部分が痛むし、かってきたロールケーキと牛乳で簡単な夕食にした。 明日は、ウスキュダルのエブルの美樹さんの家で「みぃチーム」の新年会をやろうと言う話になっていたので、美樹さん自身からも美保子さんからもメッセージが入っていたので、今晩から雪が降りだすと言うので、明日の朝の積もり具合を見てからにしましょうと返事を出しておいた。 3日から4日にかけてはマヤの臨終を見守るためにほとんど寝ていなかったし、4日は午後からイスティクラール通りやらタルラバシュ大通りを歩き回ったし、今日はトプハーネまで歩き、ウスキュダルでも歯医者への道を往復歩いたので、目に見えぬ疲労が溜まっていたかもしれない。 私は10時頃、もう横になった。その頃には獣医にマヤを毎日見舞った暮れの頃と同じに、街灯の明かりで外が猛吹雪になっているのが見えた。 暮れの雪はシャーベット状で、余り積もらなかったが、今日のはちょっと様子が違うなあ、と思えた。まあ、目覚めた時のお楽しみ、である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月09日 06時29分50秒
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