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カテゴリ:イスタンブール日々新たなり
【1月19日・木曜日】 元旦のナイトクラブ襲撃事件で、12月に事前調査を始めていた仕事の話がキャンセルになってしまい、マヤ猫の緊急手術、カプジュ事件の罰金、居住許可証の申請に必要な金額、家の中のあちこちの修理、その他で1月には普段の2~3倍の出費に対応出来なくなり、思いがけない大金がかかったのに、マヤは死んでしまい、そのあと雪に降りこめられてうつうつとした日々が続いた。 私のブログやFacebookなど普段絶対に見ないV子が、たまたまイスタンブールの雪について、母は何か載せているかな、とブログを開き、マヤちゃんが死んでしまった話を読んだ、と言うことで、11日に電話をかけて来た。 うちの猫達の中で最もチャーミングなのに、何となく影の薄いマヤちゃんを、V子はこよなく可愛がっていたので、2人で泣きながら話をした後、1月の大出費に支援してくれることになった。 友人のナオコさんに話したら、日本に行った時に預かって来ましょうか、と申し出てくれたのでお願いしたら、何とカプジュの罰金のほかに、こちら側が雇った弁護士費用が加算されることが分かり、息子も応援してくれることになったが、20日に出発して、3週間後の2月に帰るナオコさんの帰りを待っていると間に合わないことになった。 たまたま誕生日祝いにお茶でも、と17日の夜、久しぶりに出会った千香子さんが、それなら自分の日本の口座に振り込んで貰って、それをこちらで引き出ししてお渡しすることが出来ますよ、と言ってくれた。 急遽ナオコさんにも理由を話し、今回は千香子さんに協力して貰うことになり、本日お昼頃、ジハンギルで待ち合わせし、近くの食堂で昼を食べた後、千香子さんが下ろして来てくれてあった現金を無事に受け取ることが出来た。 ナオコさんも千香子さんも、今後もお手伝いしますからいつでも遠慮なく言って下さいね、と温かい言葉をかけてくれている。お2人さん、ありがとうございました。 友情を示してもらえて本当に嬉しい。私は世の中にクレジット・カードと言うものが出来た時以来、商売をしていてもクレジット・カードを持たない主義で、飛行機のチケットを買うにも友達に買って貰っている。 なぜクレジット・カードを持たないか、というと亡き父の戒めによる。 若い頃から親切すぎて、他人に非常に騙されやすい私に常々警告してくれていたからである。父は正しかったと思うが、いまになるとクレジット・カードやスマホ全盛の時代なので、カードのない人間、ガラケー使用者というのは、ときに不便なこともある。 大雪の日にウスキュダルのアフメットさんが差し入れてくれた肉や卵でご飯。 お友達の友情に支えられて感謝、感謝の毎日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月21日 19時02分54秒
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