2657945 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

madamkaseのトルコ行進曲

madamkaseのトルコ行進曲

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

madamkase

madamkase

Calendar

Favorite Blog

Comments

 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

Freepage List

Headline News

2017年06月16日
XML


【6月16日・金曜日】


 4日朝にサーバーのスペルオンライン(Superonline)がキャンセル手続きを終わり、プッツンと私のネット接続が切れて以来、新しいサーバーが繋がらないまま、いろいろ携帯電話に来る指示を、テクニック・サービス・センターの窓口の人の指示に従って、何度も何度も試してみたのだが、慣れない携帯電話からの入力で、しかも数字が携帯と卓上計算機の場合並び方が反対なので、どうしても間違えたりしてタイムオーバーになり、向こうの機械が受け入れてくれず、最初からやり直してください、と何度もテープが冷たく言い放ち、電話も情け容赦もなく切れてしまうのだった。

 5日、6日、7日と必死になって、入力するアルファベットや数字を紙に書き出して、目の前に置いてやっていてもなかなか出来ず、かつてキビキビと英文タイプや和文タイプで一家の生計をまかなっていた私はどこに行ってしまったの、と、やればやるほど自信喪失するばかり。

 ゴミを捨てに家の外に出た時に、アパルトマンの玄関口の郵便受けに、水道代の6月分の請求書が届いていたのに気付いたので、家に持ち帰り見ると161トルコリラ(5030円くらい=普段の5倍くらい)。しかも、滞納課徴金が毎月加算されていて、銀行の自動振り替えで落ちているはずなのに、どうして滞納していると言うのだろう。

 私は昨年11月下旬に、この家のもとの持ち主の父親名義だった水道代を、名義変更に行って来た。この6ヵ月、通帳で調べてみようとしたら、何ともう今年に入ってから、トルコリラの普通預金(無利息)口座の出入りを全然通帳に記入して貰っていなかったのを思いだした。急いでガランティ銀行ジハンギル支店に行き、昨年暮れ頃からの入出金を書きこんで貰った。

 そして、家でチェックしてみたら、何と銀行から水道局には12月分から払われておらず、名義変更した時窓口の女性職員に、ここでその支払いの手続きも出来るか聞いたら「ここではなく、今までどおり、銀行があなたの口座から継続して引き落とします」という答えだった。ということは銀行が手続きをしてくれるのかと解釈したために、銀行に行って尋ねなかった私の不注意かもしれない。

 ガランティ銀行が時に超・気を利かせて、私の同意を得ずに、2000リラとか3000リラとか残高が一時的にたくさんあったとき、勝手に投資信託に回してしまい、いざお金のいるとき、下ろせない、という事態に何度か遭遇したことがある。

 もちろん即刻、解約を申し込んだが、途中解約手数料と称して、元金から幾分差し引かれてしまったことがあり、勝手に投資信託などに運用するな、と支店長に会わせろ、と息まいたが、支店長は今不在だと言ってごまかされてしまった。

 顧客の知らない間にそんなことをしたら本当はアウトでしょ、私がもっとそういう法律に詳しかったら、銀行を訴えることも出来たはず。まあ、争う気はないが、勝手に私の口座から振り替えて、いざ解約したら、手数料を取る、というのがひどい話だと思った。それでもまだガランティ銀行を利用しているのが横着者の印かも。


 いろいろな面で注意散漫というか、やることが多過ぎて頭が回らない。やっと8日の木曜日に午後一番で水道局のオフィスに出かけて行く気になり、前回名義変更の手続きに行った時、会う約束をしていたまり子さんに電話をかけてみた。昨年11月28日の午後、水道局に到着して、用事が済んだら私が電話を入れ、近くで出会う約束をしたのだが、水道局に着くや否や、ものすごい雷鳴が轟き、ゲリラ豪雨ともいうべき土砂降りが始まったのだった。

 その日はさすがに会うのを止めて、その後一度だけ3月にメフテル・コンサートのあと出会ったことがあるが、それでもしばらくぶりだったので、8日の午後1時半、水道局で待ち合わせることになった。

 水道代は最終の請求書に書かれた161トルコリラを払えばいい、とのことで、毎月の請求書の合計額かとおそるおそる行ったのだが、案に相違して161トルコリラだけだったので銀行カードで払い、まり子さんと共にバスでタキシム広場に出てお茶をした。

 順番を待つ間にまり子さんは私のネット接続について、TTNETに問い合わせ、来週早々にわが家にパソコンの様子を見に来てくれる、と言った。それが13日の夕方で、私も18日の早朝、娘が夏休みが取れたのでトルコに来るが、去年の夏も友人を案内して行ったジョージアに、今年は別な友人と行くのだそうで、朝、着いたら荷物だけ置いて、すぐ午後には出発するという。自分の家に泊まるのは、日本に帰る前夜だけである。

 頼まれると断れないタチのうちの娘らしく、去年の夏、10年ぶりに私をアンタルヤとブルドゥルへの旅に誘ってくれたが、そのあとまたお友達とどこかに行ったのだった。2007年に2人で世界遺産を巡る旅、で一緒に行ったきり、その後はいつも誰かに道案内を頼まれているため、親子でしんみり語り合う時間など、ない、ない。

 その代わり今回は、私には4台目の新しいパソコンを息子からの贈り物として持って来てくれるので、何としてもインターネットは接続してほしい、と願っている。

 13日夕方にジハンギル交差点まで迎えに行き、まり子さんが4時過ぎに到着、ジハンギルで少しだけ買い物をして、私はまり子さんをわが家に案内した。掃除が途中のまま止まってしまっているが、とにかくご飯を食べられるくらいには片付いたので、まり子さんがパソコンの前でTTNETと折衝してくれている間に、私も日中少し下ごしらえしておいた夕飯の支度に取り掛かった。

 まり子さんはうまく、明日の夕方6時頃にテクニック・サービスがわが家に来る、という約束を取り付けてくれたので、安心して夕飯を一緒に食べることになった。去年から今年にかけて、ジハンギルやこの近辺に住んでいた友人の多くは、日本に帰ったり、アジア側やその他の地区に引っ越したり、「ジハンギルで逢いましょう」と気軽にお茶をしたり、わが家に来て貰って女子会、ということもなくなってしまったが、久々に楽しい夕餉を味わい、いつのまにか10時を回ってしまったので、まり子さんは帰って行った。


 そして翌14日は、ベイオール郵便局、グランド・バザール、スルタンアフメット、その他の用事を一つ一つ足しながら、猫の餌も買って、家には5時少し過ぎには戻った。しかし、その日はとうとうテクニック・サービスの人は来なかった。

 15日、私はまた昼前から家を出た。タキシム広場のガランティ銀行でないと、事務的な変更などは果たせないので、水道代の支払いを自分名義に変えて貰い、またトラムワイに乗ってグランド・バザールで前の日に訪ねて行ったらバッグの修繕職人さんが店におらず、また出直したのである。

 まり子さんにも、昨日やっぱりメンテナンスの人は来なかった、と連絡したら、ではこちらからも電話でもう一度プッシュして、その結果を報告します、とのこと。ああ、この度は幾度も助けて貰った。

 そして昨日は午後2時頃、いつも愛用しているトートバッグの口のところを、アルス猫に引っかかれて、たちまち大きく口が開いてしまい、これをまた修理に持って行ったのだった。

 店に2~3日預けることになり、そこで代わりの布袋に中味を詰め替え、バッグをひっくり返してみると、裏生地も人工皮革だったので、それも外からこそ見えなかったが、底の方がホロホロとはがれ落ちて来ているので、裏地も普通の布にそっくり取り替えて、ファスナーつきのポケットを3ヵ所付けて貰い、表生地以外すべて縫い直す、という大修理になってしまった。

 もちろん、色も柄も気に入っているので、修理代が100リラ、と聞いても直して貰うことに決めた。ウスタは「100リラ貰えれば新しい皮を使って縫った方が、職人としてはよっぽど楽だけど、お客さんがお気に召すように直すのも腕の見せ所だからねえ」と笑って言った。

 店を出てグランド・バザールのチャルシュ門から入り、キュタヒヤのストゥク・ウスタの親友だった陶器販売店のムザッフェルさんの店に行くと、チャイをご馳走になっているうちに店の天井から雨の飛沫が落ちて来るのでふと見ると、ものすごい豪雨なのである。

 1時間ほど降りこめられていた間に、グランド・バザールは天井の工事が行われているとのことで、各通路には猛烈な滝のように降った場所もあり、もう、あまりに観光客がいなくなってしまったので、シャッター商店街となりつつあるのだが、店員が総出でデッキブラシや長い掃除用のブラシで必死の大掃除の様子を見ながら、3時半頃チェンベルリタシュ駅からカバタシュまでトラムワイでタキシム広場に戻ってきた。もう雨はどこの話か、と言うくらい青空が広がっていた。

 家の管理人(ヨネッティジ)への管理費をアク銀行ジハンギル支店から送金、トルコ・テレコムの電話代はジハンギルの払い込み専門ショップへ、そして野菜を少し買って戻ってきた。ジハンギルでも午後2時過ぎにたいへんな豪雨が降ったのだそうだ。

   ****************

 そして、いよいよ本日は16日、朝、余りに早く起きているし、一昨日、昨日も2日続けて、グランド・バザールなど歩き回ったので疲れが出て、眠くてたまらず9時過ぎにまた横になった。うとうとしたかな、と言う頃、10時少し前、TTNETのサービスマンのオスマンさんと言う人から電話が来て、1時間以内に伺います、との話。

 万歳、ついにネットが戻ってくる!


gul  
心はこんな気分でございます。(軍事博物館の中庭の通路に咲くバラ)

yuuhan  
まり子さんと食べた夕食。野菜たっぷりの焼きそば、シュウマイ、ポテトサラダなど



 私は小躍りしながらサロンに戻って、幸いにまり子さんが3日前に来てくれたとき、パソコンの周囲はいくらか掃除しておいたので、まあ、多少片付いてはいたが、14日、15日と2日外出が続いただけで、掃除をやりかけた場所は猫にとって絶好の遊び場、またまた大変散らかしてくれたものだが、ちょうど掃除機も出ているし、いかにも朝から掃除をしていた、という感じだったので、オスマンさんが来た時には、そう恥ずかしい状態でもなかった。

 そして、オスマンさんが席に座って30分経つか経たないうちに、このイライラした2週間は何だったの、というくらいピタッと前と同じ状態に戻った。モデムも悪いところは特になく、部品も替えていないので、14トルコリラが来月の請求書に加算されるだけ、とのことだった。

 オスマンさんも断食中なのだそうで冷たい飲み物も出す必要がなかったし、充分に感謝しながら見送った。そしてすぐにまり子さんに電話しようと、携帯を掴んだ途端、軍隊息子3人の長男メティンさんの嫁、宣子さんから、ネットはどうしましたか、とお見舞いの電話だった。まり子さんにはそのあと、Facebookのメッセンジャーからお礼と現状を書き送った。まり子さん、お陰でついに繋がりました。ありがとう。

 ネットが繋がった後は、メールチェックをしたら夜までかかった。本当に必要なメールは数えるほどなのだが、受信トレイに270通くらい溜まっていて、これをいちいち開かなくてはならないので、夜までかかってやっと読み終わり、単なるお知らせは削除した。

 用事を頼んで来た人には事情を説明してしばらく待ってほしいことなど、結局普通のメールやメッセンジャーには全部返事を書いてしまい、夜はへとへとになって、掃除の続きは今日もまた出来なかった。

 明日の土曜日こそは絶体絶命、掃除をするしかないのだが、どうか停電などさせないでくださいまし、神様。









   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




猫猫「チュクルジュマ猫会」猫猫




海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店

ピンクハート  アントニーナ・アウグスタ  緑ハート黄ハート














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017年06月18日 00時10分17秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X