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カテゴリ:ムックきのこクラブ
前夜のきのこ鍋もグーなら、戸隠もきのこは例年になくすくなかったにもかかわらず、気のおけない若い女の子たちと最高に近いきのこ探訪の二日を過ごして、25年通い詰めた戸隠からいよいよ次年度より拠点移動するつもりの白馬山ろくへのル―ト下見を兼ねて、鬼無里経由で白馬村へ抜けることに。 花すすき戸隠あたり昼の月 40年も前のことになりますか、大学山岳部員だった僕らは白馬に山小屋を建てて春夏秋冬通いつめていたのですが,その折りに白馬から遠望した若書きの俳句です。 山岳部OBで、日本キノコ協会にも親身の協力を惜しまなかった上田俊治先輩が孤塁を守ってくれたお蔭で、我らが山荘にふたたび帰還できることになり嬉しいかぎりです。 次年度は上田先輩の日程に合わせて、新しい管理者の娘さんご家族と山荘で有志ともども連れだって落ちあい、いろいろとお手伝いしがてら、利用の細目をお聞きしようと思っています。 この秋、そんなこともあって謡曲「鬼女紅葉」の舞台となった花すすきの鬼無里の里を通過しましたが、そこで若い人たちがおやきで有名な「いろは堂」に是非立ち寄りたいとのことでしたので、のぞくことに。本当に何もない村でしたが、このいろは堂のみ国道沿いにあり、ギャラリーとカフェ。そして信濃の由緒ただしきいろりのある農家を復元したおやき工房で名物おやきをいただきました。 僕は同行した若者たちの心をとらえた伝統をリファインした「おやき」のおいしさもさりながら、おやきと鬼無里のトポロジーを最大限生かした商いのうまさに、とても感心したことです。きのこの町おこし、村おこしを考える際には、ここを参考にしたいと思ったことでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月25日 19時07分15秒
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