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カテゴリ:ムックきのこクラブ
浄瑠璃寺への参道 同じく山門 浄瑠璃寺は別名九体寺とも言い、阿弥陀如来がシンメトリカルに9体並んで祭られている。観無量寿経に見られる往生する人たちの品格に応じた区別が上品、中品、下品とあり、そのそれぞれを更に上生、中生、下生に分け9ジャンルあるところからそのそれぞれの階層に対応する阿弥陀を祭ったというところであろう。しかし、ここの本尊は三重の塔に祭られている薬師如来で、仏教では浄土も東・西・南・北・上・下とあり、阿弥陀は西方浄土の主宰仏、薬師は東方浄土の主宰仏でここの寺院配置は、北から山門をくぐり、まず東の三重塔の薬師に詣で、池ごしに西方彼岸の阿弥陀堂を拝んでから本堂へ入るのが常道と言われている。このこじんまりした静かな林泉(しま)をめぐるのが僕はとても気に入っており時折りたずねてみる。
宝池から九体阿弥陀堂を見つめる
薬師のいます三重の塔(東) 九体阿弥陀堂(西) そしてこの池を隔てて彼岸・此岸の庭園に溢れる大小さまざま、四季おりおりの花や生きものを見つめて過ごすのが好きだ。
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最終更新日
2013年06月11日 21時19分26秒
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