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2015年02月05日
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  RIMG02410001.jpg

    ヘビキノコモドキの傘に現れた曼荼羅図

 京都の新年会に続いて、ずんぐりむっくりきのこ旅の新春第一弾は、飛鳥と深い縁の高砂です。

 JR山陽本線・曽根駅をスタートして、集まった顔ぶれを見て立ち寄り先を決めたいと思っていますが、とりあえずこの界隈の見どころを以下に。

  加西キリシタン地蔵-2-2・2005.8 (10)0002.jpg

 播磨の異形石仏群で有名な北条の五百羅漢(ここは本年度の予定にはありません。希望者が多ければ、オプショナル・ツアーで対応します)

A. 大日寺 曽根駅 東へ300mにあり、ここからスタートいたしましょう。 

★ 大日竜山石の五輪塔(3.3m) 南北朝初期の暦応5(1342)年造立の墓。

★ 阿彌陀如来立像石仏(63cm) 室町中期の永正4(1507)年。高さ208cm、幅80cmの石面に浮彫。

B. 時光寺(別名:播磨の善光寺) 大日寺から東700mで右折、南へ500m。

★ 途中の阿彌陀寺に江戸期の仏足石

★ 山門前に宝筐印塔 近江様式 康暦2(1380)年造立。これは見もの。 

★ 境内墓地に九重石塔(2.68m) 南北朝期のもの 源満仲9代の末孫源経家(出家後・時光坊)の供養塔 川西きのこクラブの本年度の旅との関連で重要。 

C. 中筋地蔵堂 時光寺から南へバイパス手前の地蔵堂。

★ 堂横に室町時代の石棺仏2基

★ 更に東へ500mのところに110cmの舟形石に31cmの阿彌陀石仏 室町後期の作

D. 黒岩十三仏 天川に懸る住吉橋を渡りすぐ南の浜田道の脇

★ 高さ67cm、幅175cmの石に上下2段に13諸尊 室町中期の永正2(1505)年造立。 向かって右下から左へ不動、釈迦、文殊、普賢、地蔵、弥勒、薬師、観音、上段右より勢至、阿彌陀、阿しゅく、大日、虚空蔵。像高22~32cm。

★ 住吉橋を渡り東へ2km、法華山谷川の手前の綱堂に石棺仏(地蔵立像52cm) 室町時代の作

E. 石の宝殿 生石神社のご神体 古墳時代の飛鳥の石造物に用いられた竜山石の岩山を直径10mほど掘りくぼめ、高さ7.2m幅6.4mの巨大石殿を彫り出したもの。

F. 阿彌陀三尊石仏 石の宝殿から北へ1kmの地蔵山頂上にあり、高さ120cm、幅125cmの石に59cmの阿彌陀、観音勢至の三尊像 室町後期の作。

 大体以上のところをきのこに導かれながら全部巡るか、適当にはしょって歩き、JR山陽本線・石の宝殿駅で自由解散。

 今年は奈良京都のゆかりある地として往古よりの歴史の深い播磨地方をターゲットとする旅になる予定。






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最終更新日  2015年02月05日 19時59分22秒
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