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カテゴリ:ムックきのこクラブ
この写真のきのこは暗峠界隈のものとはいささか異なります。同じアミガサタケの仲間ですが、この微妙な差異を認識することがスーパーきのこ時代人としての最初の一歩です。
ムックきのこの旅の予習。 日本一狭い国道308号線は奈良大阪をつなぐ主要道路。 春日大社参道を真っ直ぐに西に三条通りから宝来・榁木を越えて、応願寺付近を通り藤尾峠から暗峠(標高455m)を越え、大阪の玉造に通じる暗越え奈良街道が現在のこの国道です。 南生駒駅からやや南の小瀬橋を渡り萩原町の家並みの道を1kmほど西へ行くと右手に応願寺への道へ通じています。 1.この寺の地蔵石仏(1294)の見仏がスタート。境内には十三重塔(南北朝)、名号碑・十三仏(室町・桃山)もある。 2. 藤尾町の石仏寺の本尊も素晴らしいが拝観不可。ただし五輪塔、名号板碑(1558)は見ものだ。 3. 藤尾峠の薄肉彫りの阿弥陀石仏(1270) 4. 峠より500m右手崖上に阿弥陀磨崖仏(59cm)と左右に梵字の「サ」(観音)「サク」(勢至)。 5. 西畑道の巨岩に地蔵石仏六字名号碑(室町)と役行者・前鬼・後鬼磨崖像(1805) 6.西畑からやや登った街道筋に六字名号碑(弥陀三尊の種字・1561) 7. 暗峠の石畳道からやや北へ入ったところに等身大の地蔵石仏(1268) 8. 峠道からやや西北に笠塔婆 9. 髪切山(こぎりさん)慈光寺の宝筐印塔(鎌倉)、十三仏板碑(1591)本堂と墓地に各1基。 10.法照寺の手前に芭蕉句碑「菊の香にくらがりのぼる節句かな」芭蕉最後の旅となった暗越え。 大阪側に入るとひたすら意識を集中させ、トランス状態になってキノコとの出会いを期し、枚岡神社まで下ります。
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最終更新日
2015年04月10日 23時47分26秒
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