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2015年04月18日
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 5月17日のムックきのこクラブは、西脇の白山・妙見山を予定していましたが、行き先を南河内の柏原市の山に変更します。最寄りの駅は近鉄大阪線・法善寺駅です。

 この地は聖武天皇の難波行幸の際に立ち寄った智識寺があり、天皇がここの毘盧遮那佛を見て東大寺大佛建立の発願するに至った歴史的に重要なところです。今はその面影を偲ぶ寺の山門があるのみと聞いていますが、思い切り想像力を駆使してみましょう。  

        東大寺大仏殿 (17)0128.jpg

 智識寺中門跡は、太平集落にありその場所には地蔵堂(柏原大平寺)が建っていて鎌倉期の風化の著しい凝灰岩の地蔵(116cm)が安置されています。この寺は、秦氏の建てた寺で、この大佛建立を勧めた秦氏と聖武天皇・光明皇后をつないだのが良弁だというのが僕の仮説。それを土地の記憶の痕跡を辿りながら是非確かめたいところ。

 そこから500mほど南の正体寺横の辻堂にも鎌倉期の阿弥陀如来像(90cm)があります。

 ここから南へ行くコースは以下の通り。

 さらに南下して近鉄大阪線とJR関西本線の交差するあたりには高井寺があり、その寺の南の塀に接して石仏が並んでいて、その中でやはり凝灰岩でつくられた藤原期の阿弥陀坐像(H1.7m×W1m×D0.3m)があり、古墳の石棺でつくられていると言われています。

 大和川北岸の青谷橋手前を北に入り坂を上った道路脇に室町期の地蔵磨崖仏があり、ほかにも鎌倉期の地蔵が2体ほどお堂に祀られています。青谷集落からJR堅上駅までの間にも1体地蔵像が。

 太平集落から北へ行くコース。

 しかし、参加メンバーの同意が得られれば石仏めぐりはほどほどにして、太平寺から北へ取り生駒山系の最南端の独立峰・高尾山(277.6m)へ登り、鐸比古鐸比売神社へ行きたいと思います。この山と神社も東大寺の金銅仏鋳造に当たって大いなる貢献をした場所です。

 そしてこの日の旅はこれまでにして、運よくマスターが居れば2駅もどり高安駅からほど近い刑部の究極の珈琲店のザ・ミュンヒへ行くのもよし、大阪ミナミあたりで乾杯してもよし。ザ・ミュンヒについては旅ねすのWEBマガジンに紹介しています。

おっと、忘れるところでした。明日というかもう今日の4月19日午前8:00~8:25NHK総合「目撃!日本列島」でザ・ミュンヒのマスターが出演されるそうです。

 どうぞご覧の上、行き先変更のことはお手許のスケジュールを訂正しておいてくださいませ。 






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最終更新日  2015年04月19日 00時51分38秒
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