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カテゴリ:川西きのこクラブ
ツチグリの仲間のフクロツチガキ Geastrum saccatum。 タマゴ状のものから発生するので腹菌類と呼ばれる形が特異で比較的同定しやすいきのこのグループ。押すと頂部の穴からホコリ(胞子)を吐き出すホコリタケも同じ仲間だ。
下の写真のソフトボール大の卵はスッポンタケ。みだらなペニスというラテン名 Phallus inpudicus をもつ大きさ、形ともに男性のシンボルそっくりの亀頭状のきのこを発生する。
コガネニカワタケというよりは、アカキクラゲ科のハナビラダクリオキン Dacryomyces palmatus。
こちらはシロニカワタケ Tremella pulvinaria の幼菌。いずれもキクラゲの仲間たちで、このゴム風船のようなきのこたちを異型担子菌 Hetero Basidiomycetes と、かっては呼ばれていた。 分類法が一新されて過去の区分は取り払われたが、僕が得々として語る分類にしても、森のきのこたちにとっては、人の身勝手、迷惑千万、ほっといてほしいと思っていることだろう。余り意味のないことではある。 ついでに言っておくと僕がときおり口走るテロ・テロ・ヘテロとは、テロリズムのことではなくきのこに固有の働きや細胞特性を指すギリシャ語由来の「異型」ということである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月30日 11時36分15秒
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