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カテゴリ:川西きのこクラブ
カメムシタケに続き、ずいぶんご無沙汰だったヤギタケに出会った。 ヤギタケHygrophorus camarophyllus ヌメリガサの仲間でも、オトメノカサやオオヒメノカサ(カマロフィルス属)に近いという意味の命名だろうか。およそヌメリガサらしくないきのこちゃんである。 ツチアケビ。菌類とりわけナラタケ菌と共生しているという。このあたりから三田の丸山湿原、羽束山などに分布しているので比較的よくみかける。私はこの植物に出会うとクナド神サルタヒコの長く垂れた鼻を思い出す。 そして早々と殺しの天使ドクツルタケが整列して待っていた。 この日はいたるところに顔をのぞかせていた。 ドクツルタケ Amanita virosa 関西地方でトリカブト毒に匹敵する猛毒きのこといえば、このきのこがまず挙げられるだろう。それほど身近に、ごく普通に見られる里山のきのこなのだ。しかし、大暑直後の森でみかけるのは稀で、やはり秋風のいざなう森での出会いがふさわしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月28日 12時20分19秒
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