|
カテゴリ:ムックきのこクラブ
ハラタケとチシオタケ 性海寺を裏山から攻めるルートは、多くのきのこたちに見守られながらの旅となった。神鉄押部谷駅から南東方向へ、明石川に沿いしばらく行くと、盲導犬訓練学校の建物が。そのすぐ東のあたりから小流れに沿い登り、里山の乗越しを越えるとやがて近江寺(きんこうじ)の護摩堂へ出ましたが、ここで一同声をうしないました。「こんなところになぜかくも立派な伽藍が」そして廃寺のようでいてとてもきれいに整備されていること。なんとも不思議に思いつつ徘徊をつづけていると雲水のような人が通ったので、後を追っていくと塔頭寺院の実相院に差しかかりました。 この塔頭寺院が、この近江寺を擁する山全体の管理整備を司っているとのこと。
ウラベニガサとイヌセンボンタケ
道中のいたるところで頭をもたげはじめていたヌメリツバタケ
近江寺護摩堂
またまた播磨のカリスマ仙人・法道仙人御開基と伝えられる近江寺本堂
うりうりうりでうるるの季節となりました。カラスウリとスズメウリ
近江寺の目抜き不動のだんまりを決め込んだ山門を過ぎるとすでに性海寺山と表示がみられる山へと道は続き、ふたたび山坂を登ると俄然視界が展けて、桃の果樹の畑、温州みかん、そしてキャベツ畑が広がる。この桃源郷めく南に大きく展けた斜面を下りきったところあたりが目指す性海寺だろうと見当をつけてくだりはじめました。
この桃源郷をしっかりと守るコガネグモ
性海寺本堂 こちらでは1月の成人の日に鬼やらいの行事が催される。この本堂の中には秘仏の如意輪観音が安置されているといいます。島ケ原以来、なにやらぼくらの旅は、秘仏の影がほのめきます・・・。
この性海寺もこちらの塔頭が管理しています。今回の旅の目的はこちらの住職(管主かな?!)と親しく面談することでしたので、湯茶の接待を受け、昼を摂りながら管主からいろいろなお話を聴きました。それぞれ忍ばせてきたおちゃけも。
塔頭寺院の本尊大日如来(上)と一期一会の旅、管主と記念撮影(下)。ロシアからの留学生アンナさんも迎えて。最近は記念撮影がちらほらと。島ケ原でムックきのこクラブの本年度のテーマと課題はほぼ達成した感があり、すでに心は近未来へ飛んでいるからでしょうか。何かそれぞれが新しい明日を孕み始めているようで解放感に満ちていますね。
このあと境内のたわわになった富有柿をそれぞれフクロ一杯とってお土産にいたたいて、ワイン城へいくグループと、12月のグループ展に向けての制作にもどるグループとに別れて解散いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月16日 23時48分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[ムックきのこクラブ] カテゴリの最新記事
|