|
カテゴリ:きのこの文化誌・博物誌
突然ですが、スーパーきのこ時代の僕たちのあらゆる活動の原点は、とどのつまりは月に帰するというのが僕の結論です。
月の思想家・松岡正剛氏に、ルナ・ソサエティという20世紀後半のもっともスリリングなサロンがありましたが、僕はそれをもっとこの世界の底辺から「ちょっと背伸びしよう」とあがきに似た努力を繰り返している人たちすべての文化活動を包摂するものにしたいと思ってきました。その最初の一歩がきのこ星雲であり、日本キノコ協会であり、その折り返し地点にあたるムックきのこクラブです。 永遠に途上でありつづけ、不定形。きのこの本質のすべてに通じる女性原理的なもの。直接的ではなく非力ではあるが、これなくしてパスカルの「考える葦」(光と影・アナログとデジタルの混交体としての人類)に明日がないものとしての影の存在としての月。 もちろんきのこ観照にはじまり、同根の微生物・カビ・酵母・バクテリア・細菌などの発酵作用によってその存在がかろうじて想像されてきた微生物と僕たち人間とのかかわりを総合的に踏査検討し、表現することこそが、僕のあらゆる想いの核心部分であり、それは月としか言い表せないものだと観念いたしました。 これからの人生、月の光協会設立に向けて行けるところまで行く覚悟を決めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月31日 10時19分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[きのこの文化誌・博物誌] カテゴリの最新記事
|