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カテゴリ:島なみクラブ
桜守の旅で、花めでる亀ちゃんに出会いました。
西行法師が見たら感涙にむせぶようななんとも風流な亀はんだと思って、遠巻きに近づいてご挨拶。
しかし、よく見ると派手派手な衣装で、あまり亀には詳しくない僕ですが、我が国固有の亀ちゃんではなさそうなのです。
♪ もしもしカメよかめさんよ Do you speak Japanese? ♪ と声をかけてみましたが、はてなマークいっぱいの顔をしてこちらをみたところをみると、石亀、泥亀、草亀の類ではなく、緋縅の鎧に身を固めたいでたちからみて、ひょっとすれば、ブルースの源境・ミシシッピー河の住人のミドリガメさんではないかと、とりあえずパチリ。 「朝日に匂ふヤマザクラ」こそが大和心だと宣長のおじさまも言っていましたので、花もソメイヨシノでいささかPINCKYですからいたしかたないかとは思うものの、こんなド派手な亀ちゃんが跋扈する枯山水がふえることには余りいただけないものを感じます。
ソメイヨシノも数種あって西日本へ行くほどピンクが増すと聞きました。この日は、幻日もみましたので、ひそかに厳と列島も異変が進行しつつある証しかも。 「春は名のみの風の寒さよ」と歌い納めて眠りに就いたことです。
風なくてこれほど散る桜。風雨に明けた本日の風景は一変していることでしょう。昨日睡魔と闘いながら訪ねた花の森。正解でしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月07日 21時28分51秒
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