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カテゴリ:ムックきのこクラブ
2017年初のきのこ探訪会は法然の一念発起の地、黒谷の金戒光明寺から真如堂を訪ねる旅だ。 花見小路を抜けるあたりからぽつりぽつぽつと雨が降り始めすがすがしい初春の旅の風景がひろがる旅となりました。 この旅の第一目標のアフロ地蔵は金戒光明寺の本堂東の墓地から三重塔へとつづく階段の途中にありました。 正式名称は地蔵ではなく五劫思惟阿弥陀如来像。衆生救済のために四十八願を立て、五劫という気の遠くなるような時間、考え悩み続けた結果、螺髪が異様に伸びてしまった図だとか。 この愛くるしいモダンなアイコンは、今では知る人ぞ知るスポットとなっていて、雨天の今日も若い女性がお参りする姿がありました。 アフロ仏のある階段をのぼりつめると京都市街が一望でき、ここから真如堂へ下る途中には会津藩士殉難の地として数百名の佐幕の士の墓が並んでいます。 「会津藩士殉難の地」の切通しの小道をさらに降っていくと、マンネンタケ(霊芝)が2つ重なって出ていました。旧年から新年へのバトンタッチをするかのようなきのこに出迎えられ、デジカメを向ける会員の心に改まった思いがありありと浮かんでいるのをうれしく見つめていたことです。今年は更なる希望の膨らむ一年となりますよう道のべの「きのこ地蔵尊」ともいうべきアイコンに掌を合わせてその場を去りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月08日 23時28分06秒
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