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カテゴリ:ムックきのこクラブ
湿気を含んだ空気がとどまる梅雨の一日、環濠都市・堺を訪ねたことは前回ふれました。
日本一低い一等三角点のある蘇鉄山のあと、桔梗の美しい利休の邸宅跡の茶の湯の井戸とそれに隣接する利休と与謝野晶子の記念館「利晶の杜」だったかを訪ねて、公園でお昼をとったあと、産業館で刃物よりなによりもまず、線香の町だという堺の精華の香を買って鉄砲鍛冶の屋敷までたずねて解散。 あやおちゃんが来てくれるときは、いつも重いのに前夜趣向をこらしたお弁当を作って持参してくださるのでたのしみですが、この日はとってもおいしいあなご握りでした。 堺の何かにゆかりの公園で、フクロウ保護の募金のため、友人の野鳥レスキュー隊の堺昭生さんが数十本限定で仕込んだ大吟醸「フクロウの森」、カエコさん、橘くん持参のワイン2種、博美さん持参のバラの酒、はちみつでつくったワイン2種、博子さん手作りのごまタルト、俊美さん持参のタイのきのこスナック、芙美絵さんのシルクロードみやげの杏仁の種子のスナック、則子さんおふるまいの堺名物「ひえマンジュウ」その他、いろいろ。このために堺まできちゃったとばかりに、みんなすべて味わいつくして、それからはほろ酔い気分で町歩き。 おっと忘れるところでしたが、私が生涯唯一の先生とした山本古瓢師がはじめて句会を開いた蘇鉄で有名な妙国寺もちらっとのぞいて何代目かの蘇鉄を写真に収めてきました。 かって聞いていた往時の面影はなく妙国寺は、立派で近づきがたい雰囲気でした。 酔眼であらためて周りを見渡すと、深紅のバラが飛び込んできました。 「ああ、かけがえのない夏なんだな」と僕はひとりごと。 街路樹のヤナギマツタケを期待していましたが、くたびれ気味のマンジュウホコリがつぼ市製茶舗のカフェのそばの街路樹の切り株に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月21日 13時33分33秒
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