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2018年03月12日
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橘諸兄の別業(別荘)地の井手町は恭仁京建都の重要な動機となった土地柄である。一足早い春を確かめに行ってきました。
まずは、井堤寺跡(井手寺)から。

井堤寺の礎石


ムックきのこクラブの林間サロンは当日顔を合わせるまで誰が来るのか全く不明。もとより土地の記憶を辿りながら、終生現役を当たり前とする個性あふれる人たちの生活の現場からの命の声を交わすことが目的ですので、大体のコースを頭に描きながらも道草、寄り道は当たり前。
本日は期せずしてムックきのこクラブのキーマンたちが勢ぞろいしました。
井堤寺跡には黒御影の見事な石のテーブルがあったので、歩いはじめて20分ほどでさっそく休憩を取り乾杯。持ち寄った春の味覚を試食。
綾生さんが参加の場合は、手作りのお弁当を持参してくれるのですが、本日はブリのお頭を握りこんだ実においしいおにぎり。それはお昼にお預け。 
今回はめずらしいところでは、UK君が持参の土筆のおひたし。真一さんが持参の摂津清鶴の手絞りの酒かすと沖縄の黒砂糖。


風をはらむオオイヌノフグリの花。

途中の水車跡地では椿の茂みの下でさっそくツバキノキンカクチャワンタケが。小さいのから大きいのまでそれぞれがキノコ目になって見つけ出してきていよいよ春さだまる感あり。写真椿の花の右わきの小さな杯型のきのこがそうです。

白梅、紅梅は言うまでもなく、いよいよ枝垂れ桜もちらほらと。
本日の探訪地候補は、玉川沿いに歩いて井手寺跡から駒岩を巡り、橘諸兄がコノハナサクヤヒメを勧請して創建したと伝わる玉津岡神社で彼の父の美努王の末社に手を合わせ、地蔵院の花まだしの枝垂れ桜を見てこの地で没したと伝わる小野小町供養塔を経て橘諸兄の公舎跡と地蔵磨崖仏の通称弥勒岩まで行き、それから蟹満寺までの予定。​
さて今回の珍道中。どうなりますことやら。​​





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最終更新日  2018年03月12日 22時43分37秒
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