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カテゴリ:ムックきのこクラブ
玉津宮神社の手水のカエル。上井出町は蛙塚はじめカエルにちなむ図像が多くみられる。 さて椿坂を下り、椿の茂みの下のツバキノキンカクチャワンタケのけなげなおしゃべりを聞きながら、化粧地蔵の辻をまわると孟宗竹の竹林が続き、ミロク磨崖仏(通称ミロク岩)へ至る。 ミロク岩の三体の御仏はミロクではなく地蔵だ。 3体の地蔵が並んでいるのを判じることができるかな。下は顔の部分をややアップして撮ったもの。 そこで老人ホーム前で待っているあやおちゃんと合流して、橘公邸跡へ向かう。その手前で斥候役のHさんが見つけた火山灰地層だ。UKくんが早速解説。 この石段の上に橘別業跡があるみたい。 さて、僕のプランはここまで。これから先どこをどう行って蟹満寺へ行くのか大雑把な方向以外に全く手がかりなし。 すると、初参加のYさんが「私が案内するとは思ってもみませんでした」と言いながらGoogle Mapを参照しながら明快なガイドをやっていただき、迷うことなく蟹満寺に到着。 途中の捨て畑ではお歳を召したキクラゲが手を振ってました。 春の日もようやく傾きはじめたころ、蟹満寺に到着。 本堂脇にはカニグッズのコレクションも並べられていて、国宝の黒い釈迦如来像は見事でした。 さて、無事蟹満寺まで来たからには、この瞬間のために買い求めて持参してくれた蟹さんのイラストの入った伏見のしぼりたて原酒で乾杯し、棚倉駅へと向かいました。 蟹満寺の寺紋は蟹の姿に牡丹を配した優美なものでした。 駅までの道すがら、南山城のさえぎるものとてない蒼空をオオタカが舞っていて僕らの旅路の首尾よく終えたことを祝ってくれていました。 めでたし、めでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月14日 21時37分07秒
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