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カテゴリ:ムックきのこクラブ
かっては、この参道だけできのこ初心者なら堪能するくらいきのこがみられましたが、私たちは採集しないにもかかわらず、年年歳歳きのこの種類、個体数は減ってきています。それは存在自体が胡散臭い僕のせいだと言われています。わからないでもないので、言われるままにしています。 きのこの旅をはじめて、光明寺はそれこそ機会ある毎に訪ねてきて30年経ちました 今日の参加者と出産後はじめて5ケ月の赤ちゃん連れで駆けつけてくれたアリンコちゃんのために、神仏に遠く不信心きわまりない僕が珍しくお焼香しちゃいました。 そもそも光明寺は、浄土宗の開祖・法然が、善導大師の中国浄土教に出会い、南都六宗の高僧たちにその是非をただすべく比叡山を降りた時、2度目は、専修念仏の発心のはじめにまず布教の拠点としたところ。 ここには、比叡山時代から何かと法然を支えてきた秦氏につらなる非農耕民たちのネットワーク拠点の広谷の別所があり、まずそれを頼ったことがしのばれます。そして、3度目は没後、まもなくの法難のために僧兵たちが法然の遺体を掘り起こして捨てようとしたとき、ひそかにこの地へ運び荼毘に付したいわれが伝えられており、写真がその火葬跡と比定される場所。可憐なお姿の勢至菩薩像がありました。 脇の灯篭にはナナフシがブランコを漕いでおり、しばし暑さを忘れました。 ナナフシ Baculum irregulariterdentatum 別名ナナフシモドキ 大きさ色・形がよく似ているエダナナフシとは触角が短いことで区別できる。春先つまようじ大の大きさの子供がまたたくま10cm以上に成長するのにはびっくりさせられる。 サクラ、カシ、コナラなど、いろいろな葉を食べて育つ。今のところ、北海道では発見されていないようです。 すさまじい成長ぶりといえば・・・。 さて、♪~この子はだぁれ、誰でしょね?。なんなん夏目の花の下~♪ ピンポン!!。これがアリンコちゃんそっくり生後5ケ月の知広くんでっせ。 キヌガサタケ探しの竹林へ向かう間、しばし並んで歩きましたら、僕をみてきのこと思ったのか、しきりにアワアワ・ゴロゴロ、きのこ語でお喋りしてくれました。なんとも不思議なひとときでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月16日 19時51分29秒
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