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カテゴリ:ムックきのこクラブ
ムックきのこクラブの7月の探訪会は炎天下、長岡天満宮から粟生の光明寺。この日最初に出会ったきのこは、豪雨の様子を忍ばせるかのように洞の中で傘を開いた雨宿りムラサキヤマドリタケだった。 ムラサキヤマドリタケ Boletus violaceofuscus マツまじりのブナ科の森に夏から秋発生し、類似の毒きのこがないため、安心して採集されてきた。豪雨のあと日照りが続き過乾燥のため、傘はひび割れ、柄はささくれ立って痛々しいが、本来は柄のほぼ全面傘と同色の見事な紫色に白色の網目紋が覆う見事な美脚を呈する。傘は深い紫色だが、老成すると黄斑が見られる。肉は白色で変色性のないことも好まれる理由のひとつである。傘の裏の管孔部は白色または淡い黄褐色。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年07月18日 19時07分28秒
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