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カテゴリ:川西きのこクラブ
能勢の倉垣天満宮で一休みしたのちバス停へ向かう途中の栗園でみつけたドッヂボール級の大きさのまぁるいきのこです。 オニフスベ Lanopila nipponica 大きいのは50cmにもなる巨大ホコリタケ。この個体は25cmほどの大きさでした。白い外皮の下にもう一層皮膜があり、成熟すると白い外皮は破れて褐色の紙質の内皮が露出し、やがてひび割れて剥離し、胞子塊があらわになり数兆個の胞子が風に吹かれてホコリのように舞い上がり雲散霧消してしまいます。 新しい個体は割ると真っ白いはんぺいのような形質でスライスしてソテーにして食べるとそこそこおいしいのですが、この個体はすでに日が経って黄ばんでおり、残念ですが食用には不向きです。 この川西きのこクラブでは初めての出会いですが、川西自然観察会で発見が1例あり、近郊では丹波篠山、神戸市北区藤原台ちかくで私は毎年見てきましたが、近年宅地化が進みシロが潰されてしまいました。マツタケの形のハラタケグループのきのこしか知らない方たちからは驚かれますが、これもれっきとしたきのこです。(かっては腹菌類の仲間としてあつかわれてきたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月26日 17時56分28秒
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