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カテゴリ:きのこの文化誌・博物誌
連休の中日、仕事で箕面から鶴橋まで回ったついでに、上新庄駅近くのクジラ橋で有名な瑞光寺とJR鶴橋近くの式内社比賈許曾神社をのぞいてきた。 ヒメコソ神社は日本史うそで笑事典でまもなく触れることになる新羅のツヌガアラヒト関連の重要な社なので他日お話するが、こちらの瑞光寺については捕鯨の町・和歌山の太地町との不思議なご縁を月のしずく7号(2017年1-2月号)で紹介していますので御覧ください。 この橋は正式名称・雪鯨橋といい、くじら供養のために鯨の骨を用いて橋を架けたことから有名になったものです。 現在の橋は六代目。かってはすべて鯨の骨で造られていたらしいのですが、現在は橋の欄干のみ鯨の扇骨と背骨を用いて造られています。 阪急京都線上新庄駅から東へ約5百メートルのところにありますので、捕鯨の町和歌山の太地町と大阪難波の寺院の不思議な縁に思いをめぐらせるのも一興かと。お近くへ行かれたらぜひのぞいてみてください。 この寺の第4代目の住職 譚住知忍(たんじゅうちにん)が太地町を行脚していた頃は密教系の寺院でしたが、現在は臨済宗の禅門になっています。 参道脇の広場には解説の立て札とともに第五代目の橋の素材が白々と並べ置かれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月03日 18時41分40秒
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