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カテゴリ:川西きのこクラブ
前年ピーク時の訪ねたサギソウにはまだ早いこの時期、サギソウに代わって美しい舞姿でイッポンシメジの仲間のシロイボカサタケが出迎えてくれた。シロイボカサタケ Rhodophyllus murraii f.albus チャツムタケ Gymnopilus liquiritiae ややろうたけた木材腐朽菌が出ていた。こちらは暑い盛りにも元気に活動するきのこの仲間だ。 ハカワラタケ Trichaptum biforme 木材腐朽菌はほぼ毎回お目にかかりますが、本日は、ウスバシハイタケ T. fusco-violaceumとともに方々から顔をのぞかせていた。 ウスヒラタケ Pleurotus pulmonarius まだ出始めで1cmそこそこのものでしたが。 ナヨタケ Psathyrella gracilis パッと見にはアセタケだと思いましたが 手にとってみるとナヨタケでした。 ツチアケビの花 Cyrtosia今年も出迎えてくれました。山道に沿って咲いており、よく目に立つので年々小さくなっているような気がします。月のしずく34号で紹介したナラタケの数種と共生しているという無葉緑植物。秋口には真っ赤な実をつけます。 ヒョウモンエダシャク Arichanna gaschkevitchii あけびなどを食草とするシャクガだが、往きも帰りも同じ場所に止まっていて名残りを惜しんでくれました。成虫は花の蜜を吸うらしいが、お腹いっぱいだったのだろうか。3時間以上も同じところで翅を休めていた計算になります。この派手な姿は鳥たちの好餌となりそうなものだが、幼虫の時に食べたアケビの葉に含まれる毒を貯め込んでいて鳥たちはそれを知っているらしく襲われることはないらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月27日 18時28分06秒
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