これは何かご存知ですか?。長崎名物の定番。南蛮渡来のビードロ(ポルトガル語でガラス製品を指す言葉)玩具です。
またの名を「ポッペン」と言います。超薄型のガラスの弾力を利用したおもちゃで、まさにポッペンと鳴る音がそのまま商品名に。
俳句では冬、新年の季語となっていますが、長崎あたりでは新年のお祝いにポッペンポッペン鳴らすのかもしれませんが、なんでもかんでも季語にしてしまうのは俳人の廃人たる所以の根性で余り好きではありません。
歌麿の描く「ビードロを吹く女」が日本郵便の切手にもなりました。
すべてのポッペンがきのこグッズと言う訳ではありませんが、かなりな確率で探し当てることができそう。この繊細なビードロ玩具のどこがきのこなのでしょうか。
それは、次回お送りする9~10月号の「月のしずく」35号で詳しくご紹介いたしますのでお楽しみに。わたしはこれを芦屋の月光百貨店でみつけ、さりげなく買ってきました。