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カテゴリ:川西きのこクラブ
峠路に取り付いて、びょんぴよん跳ねるアマガエルを追っていて見つけたのは、通称ニイニイゼミノハリセンボンと呼ばれている冬虫夏草の不完全タイプ、しかもまだ全身が針のむしろとなるトゲトゲが未発達の感染初期のものでした。 このあいだここでこのきのこの話をしていたら、早速ご挨拶に来てくれました。垂生のヒダは時にこのようにベニヒガサのような極端なバンザイ型を示します。がベニヒガサは真紅でヒダはオレンジ。サイズが倍ほどあります。といっても3cmそこそこですが。 ミズゴケノハナ Hygrocybe coccineocrenata は、傘の径1cm、大きくても2cmどまりで、色もベニヒガサちゃんのように鮮やかな紅色を呈することはなく、朱色からオレンジどまりです。 これは梅雨の時期によく出会うヒメキシメジ、ヒナノヒガサの親戚筋に当たります。 ヒメキシメジ Callistosporium luteoolivaseum 雑木林でも針葉樹下に発生します。傘は黄土色からあめ色、乾けば全体に淡い色となるので別種とうけとめる人も多いのですが、この小ヒダを伴う密なヒダとこの色をじっくり見て決めましょう。 キツネノカラカサ Lepista cristata ひだは密で柄はこのきのこのように白色もありますが、通常はやや肉色を呈します。傘は2~4cm。粉状で地上に白い鱗粉を巻き散らかしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月26日 23時39分05秒
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